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テレビに実況できる「ニコニコ実況」開始で期待の声

2009.12.04 FRI

噂のネット事件簿


「ニコニコ実況」トップページ。各局のコメントの盛り上がりが一望できる ※この画像はスクリーンショットです
「ニコニコ動画」を運営するニワンゴが、11月28日に、放送中のテレビ番組を見ているユーザーがコメントを投稿・共有できるサイト「ニコニコ実況」を開始した。

 同サービスは、ユーザーが再生画面上にコメントを投稿し表示できる「ニコニコ動画」の技術をテレビに応用したサービス。同じテレビ番組を視聴しているユーザーは、リアルタイムでコメントを投稿し、テレビ放送を「実況」することが出来る。

 テレビの映像は自前で用意しなければならないものの、テレビチューナー付きのパソコンならば、専用のアプリケーションを入れて楽しむことが可能。また、あらかじめ「ニコニコ実況」に対応したテレビも発売されるといい、今後の普及に注目が集まる。

 運営会社のニワンゴは、「2ちゃんねる」の創設者で元管理人の西村博之氏(33歳)が取締役を務める企業。そのために2ちゃんねるが育んできた文化との関係は深く、同社のサービスもその流れを汲んだものとなっている。

 しかし、2ちゃんねる内には、すでにテレビやラジオの番組、株式や為替の動向を共有する「実況板」という名の掲示板群が存在しており、テレビ番組の実況はすでにそこで行われている。同板は、大きなイベント時には多くのユーザーを集客することで知られており、今年の3月に行われた野球の世界大会「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」決勝戦で、シアトル・マリナーズのイチロー選手(36歳)が決勝打を放った際には、熱狂したユーザーたちが「実況板」に殺到。情報処理能力に定評のある2ちゃんねるのサーバーが5台落ちたといわれている。これは「イチロー鯖落とし」と命名された。

「ニコニコ実況」では、「実況板」でのテレビ放送に関する書き込みも反映するという発表があったものの、「実況板で十分」「これあまり意味なくね」などの批判的な意見も存在している。その一方で、「俺もずっと前から同じ事考えてたがようやく実現したか」「確かに実況ならこっちの方が向いてるな」などと、「通信と放送の融合」に期待する声が多く見られた。

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