ネット界の“旬”なニュースをお届け!

ネットの質問掲示板から読み解く「ネット社会の掟」とは?

2010.02.12 FRI

噂のネット事件簿


本気? 釣り? 論議を呼んだこの質問「オタクと付き合うと価値が下がる?」 ※この画像はスクリーンショットです   
掲示板に「オタクの彼と付き合ったら、女の価値は下がりますか?」という質問が出され、論議が起こっている。

この質問は、恋愛掲示板『Rapli』に出されたもの。「30手前の超奥手オンナです」というこの女性は、「4つ年下」の初の彼氏ができたのだが、付き合って3カ月で彼のアニメやコスプレ好きが判明。「彼は優しいし、好きだが、でも彼の本性を友達に知られたときに、私の価値も下がるような気がするんです。オタクの彼と付き合っている女は、価値が低いですか?」というのが彼女の悩みだ。

これに対する掲示板の答えは
「オタクに偏見をもっているようですが・・・」
「下がるわけないじゃないですか」
「あなた次第ですよ」
「そんなことで別れるなんてもったいない」
とマジメに返す人が多かったが、論議を呼びかねない内容ゆえに質問が他サイトにも貼られる結果に。そして他のサイトでは
「○ねばいいのに」
「下がるほどの価値がお前にあるのか」
「お前に選択権はない」
と厳しい言葉を浴びせ、さらに
「釣りだろ?」
という書き込みも続出した。

この「釣り」とは魚を釣ることではなく、読み手の興味を引くために挑発的な内容を書き込み、多くの人からの過剰な反応を見て楽しむこと。また、こういったことをする人を「釣り師」といい、一種の愉快犯といえる。そのような質問は結果的に多くの人からの真摯な回答を呼び込むことも多く、2月4日には読売新聞の質問掲示板『発言小町』にも
「元彼の奥さんから『彼が貸した40万円を返して』と言われている。返していると遊ぶお金がなくなるので1万円しか返していない。彼女は私よりお金持ちだし、私に借金があるのも知ってるのに」
という質問が出され、やはり大いに話題となった。

この「オタクで価値が下がる」や「借りた金を返したくない」という質問が、「釣り」なのかどうかは不明だが、ネット上には「釣り」という行為が横行しているのは紛れも無い事実。2ちゃんねるの「ひろゆき」こと西村博之氏は「2ちゃんねるは、嘘を嘘と見抜けない人は、この掲示板を利用するのは難しい」というセリフを吐いたが、この「2ちゃんねる」を「ネット」と言いかえても基本的には同じことだ。色々なことを聞ける質問サイトはとても便利なもの。だが、一方でそのような使い方をする人もいるということは知っておいても損はないだろう。

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト