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夏バテしなかった人でも「秋バテ」にご注意を

2010.09.21 TUE

「夏バテ」といえば、真夏の暑い時期に暑さのために食欲が減退したり、クーラーなどの冷房や冷たい物のとりすぎが原因で体調を崩してしまう症状を指す。やれやれこの暑い季節もやっと終わったか、夏バテにならなくてよかった…と安心している人は要注意。涼しくなってくるころに気をつけなくてはならないのが、「秋バテ」だ。昨年ごろからいわれるようになったことばで、特に今年は注意が必要だという。

「腰痛館 からだくらぶ~buena planta~」のリフレクソロジスト・金子洋子先生は、今年はあまりにも暑かったため、例年よりも体に負担をかけた夏だったことを指摘する。そして、朝晩の温度差が大きくなる初秋ほど、体調に崩れや不調が出てしまうといい、「冷房や冷たい食べ物によってみなさんが思っている以上に体の中から冷えきっているのです。その冷えによって自律神経のバランスが崩れてしまい様々な症状があらわれます」と警鐘を鳴らす。今年の夏は東京の場合、熱帯夜の観測史上最多日数を記録するなど、一日中クーラー漬けの人も多かったことだろう。だからこそ、『冷えきる』状態になるのだ。

「秋バテ」の主な症状は、ぐったりとした慢性的な疲れ・倦怠感や食欲不振である。対策としては、とにかく体を温めることだという。食べ物や衣服に気をつけることはもとより、金子先生は、内側からのケアとして、血流とリンパの流れをととのえること、そして気分をリラックスさせることを強調する。そして、体の修復をつかさどる副交感神経を刺激する手軽なケアとしては、ぬるいお湯につかることと、爪や足をもむことをあげる。

また、「秋バテからすぐに重篤な病気になるということはないが、冷えによる低体温化は体の免疫力を低下させ、これからの季節はインフルエンザなどあらゆる病気の原因となるため、まさに今が気をつけなくてはならない時」とのことだ。

なお、自律神経のバランスが乱れることで体温調節がうまく行われないと考えられる「低体温」は、秋バテに限らずにみられる症状。平熱が35度台である状態を指すことが多いが、金子先生によると、「35度はがん細胞が最も増殖する温度と言われている」とのこと。

このように体が冷えることは長い目で見ると決して体によくはないようなので、これから寒くなる季節、適切な体温管理を屋内でも屋外でも心がけたい。

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