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中学女子、詩盗作認める 大学教員もコピペに悩む

2010.10.25 MON

噂のネット事件簿


まとめサイトでは、これまでの2ちゃんねるのスレッドへのリンク、QA集などを見ることが可能 ※この画像はサイトのスクリーンショットです
秋田市の中学3年生の少女が詩のコンクール「第19回詩と思想」で新人賞を獲得したが、これがネットからコピペした「盗作」だったことが明らかになり、受賞が取り消された。
その後、この少女はこれまでに50回以上の賞に応募し、入賞回数は24回の「常連」だったというが、そのうち4回が盗作だったことを認めている。

これに対し、ネット上にはこの件に関する2ちゃんねるのスレッドなどをまとめた「まとめサイト」が複数できており、2ちゃんねるでは「20作以上の作品に疑惑が持たれています」との指摘もある。また、「盗作はいけないけど、詩を選ぶ才能はすごいんじゃないの?」という彼女を擁護するかのような疑問には、ネット住民が「ほぼ毎日サイトの多くはない投稿詩をチェックしてコメントが多く一定の評価を得ている作品を応募作として選んでいただけです」と憶測で回答をする姿も。

盗作騒動は、発生するたびにネット上で大いに話題になり、今年4月の「上海万博テーマソング・岡本真夜の曲パクられ騒動」などは大いに盛り上がりを見せた。今回は2ちゃんねるでも6スレッドに到達しており、さすがに「もう許してやれよw」などの声が出るなど収束に向かいつつある。

ネット上の大量の情報に簡単にアクセスできるようになったせいか、このような盗作・コピペが一般的になりつつある。そんな状態に悩むのが大学教員だ。私立大学の准教授は学生のレポートがコピペだらけなのにあきれかえっている。

「学生はそもそも罪悪感を持っていない。昔からパソコンでコピペをするのに慣れているので『何がいけないのですか?』とさえ言われてしまう。レポートを読むと同じような記述が並んでいて明らかにコピペと分かるが、これを全部不可にすると、相当数の学生を落とさなくてはいけなくなってしまう。だから『出席点』を重視せざるを得ない」

最近の学生は講義によく出る――こんな声もあるが、背景にはコピペ問題もかかわっているのかもしれない。

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