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諏訪市長「リニア7分迂回」主張に大ブーイング

2010.11.01 MON

噂のネット事件簿


JR東海が開業を目指すリニア線。東京~名古屋間の開業は平成39年の予定 ※この画像はサイトのスクリーンショットです
10月20日、JR東海が開業を目指しているリニア中央新幹線・東京~名古屋間のルートが事実上「南アルプスルート」に決定した。これに対し、通過ルートから外れた長野県諏訪市の市長が「諏訪を通っても7分しか違わないのに」と発言し、これがネット上で物議を醸している。

リニア線のルートは、もともと「木曽谷ルート(Aルート)」「伊那谷ルート(Bルート)」「南アルプスルート(Cルート)」の3ルートが候補として挙げられていた。最短距離となるのは今回選ばれた「Cルート」だが、長野県の一部有力者は、地域振興などを理由に、Cルートよりも北側に蛇行するAないしBルートを主張。それゆえ今回のJR側の決定が、諏訪市長の「(Cルートで短縮される)7分が惜しいという人がそういるのか。(Bルートは)八ケ岳や南アルプスが眺められる」(中日新聞の報道より)という発言を呼び込んだ。

すると、この発言は、すぐさまネット上で取り上げられ、2ちゃんねるでは、

「リニアや飛行機を使う客は 時間を金で買ってるんだよね」
「その7分のために幾らかかるんだよwwwwwww」(註:BルートはCルートより建設費用が6000億円多くかかる)
「ビジネスの利用客にとって車窓の景色なんて不要」
「7分といわれるからボケる
到着時間が2割延びるんだ」
「毎回、眺めなけりゃいかんのか」

など、否定的な意見が大半を占めたまま、実に7スレッド目(書き込み数7000件)を消化する盛り上がりに。鉄道界では、政治家が自分の選挙区に鉄道路線を強引に引き込むことを、「我田引水」になぞられて「我田引鉄」と呼ぶが、諏訪市長の今回の発言に対し、「これがいわゆる我田引鉄」などと、揶揄(やゆ)するネット住民たちもいた。Bルートを支持する関係者は国からの決断がでるまでは、と主張を続ける構えだ。白鳥孝・伊那市長も「試算の前提条件などを検証しなければ受け入れられない」とし、意見を聞いてもらう場を設けるため、審議会小委員会訴えるとしている。

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