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「マーケティング3.0」って一体なんなの?

2010.11.05 FRI

噂のネット事件簿


これは「グーグルリアルタイム検索」の検索結果。「マーケティング3.0」が10月下旬から突如として盛り上がった様が分かる。 ※この画像はサイトのスクリーンショットです
マーケティングの世界では、様々なことばが生まれ、一時期流行語のようになる傾向がある。古くは「ウェブ2.0」があり、「コンタクトポイント」「タッチポイント」「戦略PR」「ソーシャルメディアマーケティング」なども多数使われてきた。

そんなマーケティング関連用語のなかでも、最近話題となっているのが「マーケティング3.0」だ。

9月7日に『コトラーのマーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則』(フィリップ・コトラー著・朝日新聞出版)が発売され、ヒット。さらにブログやツイッターで「マーケティング3.0」についての書き込みが増えてきている。

だが、「マーケティング3.0」とは一体なんなのか。同書の説明によると「モノを売り込むだけの『製品中心』が『1.0』。顧客満足をめざす『消費者志向』が『2.0』」であり、「3.0」は、その先にあるソーシャルメディア上の評判にかかわるものなのだという。

つまりは消費者がただ企画に参加するだけでなく、ソーシャルメディア上の評判を鑑みたうえでの価値提供ということになるが、これまでの例として、米国の炭酸飲料「マウンテンデュー」が新フレーバー決定をFacebookのコミュニティを中心にして行ったり、ファミリーマートが「Twitter on おむすび」と題し、ツイッター上でつぶやかれた具の中から実際に販売するおむすびを決めたりすることなどがあげられている。

ソーシャルメディアに詳しいループス・コミュニケーションズ代表取締役の斉藤徹氏は、自身のブログに「マーケティング3.0ってなんだろう?」と題し、「人間中心、利用者がパートナーになる時代」「マーケティング3.0では『いかに生活者に協力してもらうか』がキーとなる」とキーポイントをあげる。

また、ブログ「ホームページを作る人のネタ帳」では、「ブログマーケティング3.0」という概念を紹介。携帯電話ユーザーがネットに書き込めるようになったことがきっかけとなり、「mixi、モバゲー、TwitterやGREEによって、自分の意思を簡単に表明できるようになりました。これによって、ユーザー同士でブログの記事や情報を共有して、紹介しあうようになっていきます。おかしなブログの記事には即座に野次が飛ぶようになったり、素敵なエピソードのお話があれば、ちょっとした事で話題となり、人の目に触れるようになりました」と、「みんなの評判・協力により良いものは目立ち、悪いものは消える」と説明している。

「グーグルリアルタイム検索」で見ても、10月下旬から書き込まれる件数が急上昇した「マーケティング3.0」。果たしてこれから定着するか?

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