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尖閣映像流出問題 犯人捜し態勢にネットの構えは

2010.11.09 TUE

噂のネット事件簿


削除されては誰かが複製をあげるなど、ネット上での同動画アップの攻防も激しい ※この画像はサイトのスクリーンショットです
9月7日、沖縄県・尖閣諸島沖で中国漁船と海上保安庁の巡視船が衝突した事故の様子を収めた映像が、11月4日に「sengoku38」というアカウント名によってYouTubeにアップされた。直後に2ちゃんねるやツイッターなどのネット媒体において多くの人が映像を話題にしたことで、情報が一気に拡散。流出当時、ツイッターでは

「警察庁の極秘資料しかり尖閣のビデオしかり、情報流出が多すぎる。日本の信用はがた落ち。ちょっと根本からこの国の情報管理をしないとこの国危ない」(原文ママ)
「youtubeに流出した尖閣事件映像を見た。恐ろし過ぎて涙出る。こんなことをする国も、こんなことを隠して擁護してあげちゃう政府も、頭おかしすぎる」(原文ママ)

と情報管理体制を問う声や、その映像がそれまで非公開だったことへの驚きのコメントが多数書き込まれ、あっという間に“祭り” (※ネット上で多数のユーザーが意見や議論を述べ合い、話題を拡散・増幅させること)状態に。ネットニュースでも映像とともにネット界の騒然ぶりが取り上げられ、翌日にはテレビ、新聞でも大きく報道された。海上保安庁が6日、石垣海上保安部で編集した映像と流出映像が一致すると断定。さらに8日には刑事事件として検察当局が捜査を開始することになると、映像を流出させた犯人へと話題が集中している。

この犯人についてだが、2ちゃんねるでは5日時点ですでに

「流石にsengoku38は支援していかねばならんな」
「徹底的にやるのは流出経路じゃなくて外交問題だろ」
「誰か、mixi辺りにでも『sengoku38を守る会』系のコミュ作ってくれ」

などと「sengoku38」氏が遠からず逮捕されることを予期し、擁護するコメントであふれていた。これは、ビデオを非公開とする国の対応に疑問を抱くネット住民たちの心情を反映させたものといえる。

一方で、住民たちは「sengoku38」のネーミングの由来について、

「仙谷さんパー」
「38は39の一こ手前、39には及ばない『サンキューには及ばない』」
「38度線説・・・朝鮮半島の境である38度線。つまりこれが発端で朝鮮戦争再開されるよ説」

とあれやこれや推測。8日時点ではいまだ誰かわからない「sengoku38」氏の身を案じているようだ。

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