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新宿通り魔予告事件 中3逮捕にネット住民あきれる

2011.02.16 WED

噂のネット事件簿


最初に書き込まれたと思われる『予告.in』内での犯行予告。同サイトでは、悪質な犯行予告だと判断し、接続時の発信者情報(IPと使用OS、ブラウザ)が公開されている ※この画像はサイトのスクリーンショットです
警視庁は2月12日、ネット掲示板にJR新宿駅前で通り魔事件を起こすと書き込んだ中学3年の少年(15歳)を威力業務妨害容疑で逮捕したと発表した。

事件の発端は2月6日の午後3時ごろ、犯行予告情報の収集・通報サイト『予告.in』に、「殺す」というユーザー名で書き込まれた「おれらも(3人組で)2月11日に通り魔を起こしてやる」という投稿だった。これは、別の犯行予告情報に関するコメント欄に投稿されたもので、時間と場所について、「2011年2月11日午後21時ビッタリ」(原文ママ)、新宿駅の「前、新南口だったところの階段降りてハイウェイバスのあたり」と、具体的な記述があった。

そして同日の午後3時51分ごろには、2ちゃんねる地下アイドル板の「自 称 古 参 に あ り が ち な こ と」というスレッドに、同じく「殺す」という名前で、

「2011年2月11日午後21時ピッタリに新宿駅(前、新南口だったところの階段の降りてハイウェイバスの入り口あたり)で3人組で通り魔を起こす。
死にたくない人はゲームに参加しないことだな!!」(原文ママ)

と、ほぼ同様の書き込みがあった。『予告.in』に書き込んだ人物と地下アイドル板に書き込んだ人物が同じかどうかは不明だったが、地下アイドル板では「『自称古参にありがちなこと』で殺害予告出た件」というスレッドが立てられたほか、ニュース速報+板にも「【ネット】2ちゃんねるに“新宿無差別殺人予告”が書き込まれる」というスレッドが立つなど、ネット上で大きな波紋を呼ぶこととなった。また、この犯行予告がニュースサイトに取り上げられると、ツイッターでは犯行に注意するように呼びかけるつぶやきが拡散し、さらに波紋は広がった。

そんななか、犯行予告時間の11日午後9時が近づくと、新宿駅周辺には警戒する警察官や報道陣が集結。2ちゃんねるには「【2/11 PM9:00】新宿駅前無差別通り魔予告で警察、報道陣が集結中 あと○時間○分」と、カウントダウンするスレッドが立てられ、ツイッターでは現場の模様を写真付きで報告するユーザーが現れるなど、ネット上は異様な雰囲気に包まれた。

結局、何事もなく犯行予告時間の午後9時が過ぎ、翌日には犯行予告の書き込みをした中3少年逮捕のニュースが流れた。こうして、ネット中を騒がせた「新宿通り魔予告事件」は、犠牲者をひとりも出すことなく落着した。

ネット上の犯行予告で逮捕者が出るケースは、決して珍しいわけではないが、休日夜の新宿駅前という、かなり人通りの多い場所と時間での予告ということもあってか、ネット上だけでなく、現実世界でも大騒ぎとなった今回の事件。2ちゃんねるでの反応を見てみると、「またクソガキかよww」「中二病を中3までこじらせた末路がこれか…」「バカ丸出しw」などの意見が多いようで、人騒がせな犯行にあきれ気味のネット住民が多かったようだ。

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