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中国ジャスミン革命 27日に再度決行か?

2011.02.25 FRI

噂のネット事件簿


天安門事件のリーダー王丹氏のツイッター。王氏は、ハーバード大学で博士号取得後、現在はオックスフォード大学に籍を置き、中国民主化運動を進めている。なお、現在台湾在住の王氏は、先月香港への入国を拒否されている ※この画像はサイトのスクリーンショットです
中東各国で起きている民主化要求デモでは、ネットやツイッターが大きな役割を担っているが、日本のお隣・中国でも、ネットを利用して民主化を求める「中国ジャスミン革命」の火が依然としてくすぶっている。

まず先週末、「20日に民主化を求めるデモを行う」という主旨の文言が、中国のネット上で一気に拡散した。この「中国ジャスミン革命」という呼び名は、今年1月にチュニジアで起きた「ジャスミン革命」になぞらえたもの。民主化要求を掲げた「中国ジャスミン革命」に対し、世界の目が中国に集まったが、中国当局は大方の予想通りネットの情報検閲を行い、一部報道によれば「ジャスミン」のほか、集会場所となった「王府井」(天安門近くの地名)「人民広場」などの関連キーワードが検閲ワードに入れられた。さらに当日は、デモの開催予定地とされた場所でも厳重な警備が行われ、デモはいったん封じ込められた形となった。

しかし翌21日には、天安門事件の民主化デモのリーダーであり、現在台湾在住の王丹氏が、「インターネットで集会を呼びかけたことだけでも大きな成功」とのコメントを発表。そして23日、中国の民主化を訴えるサイトが、27日に北京、上海、ラサ(チベット)ほか計18カ所でのデモの呼びかけを再度行い、「中国ジャスミン革命」は依然収まる気配がないのが現状だ。

NHKの報道によれば、現在中国政府はネット規制をさらに強めており、反政府活動につながる情報の検索や閲覧ができない状態になっている。1度目のデモが予定された20日には大きな混乱はなかったが、このような状況が続けば、多数の国内問題を抱える中国政府がさらなる強硬策を講じてくるのは自明のこと。27日のデモの行方にはあらためて注目が集まっている。

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