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ツイッターを中心に地震にまつわる誤情報まん延

2011.03.16 WED

噂のネット事件簿


「コスモ石油爆発で有害な雨が降る」という内容のチェーンメールが出回ったことに対し、コスモ石油はホームページ上で「このような事実はない」と否定した ※この画像はサイトのスクリーンショットです
東日本大震災が発生後、携帯電話や固定電話がつながりにくくなるなどして、通信網が混乱するなか、誤情報を拡散するチェーンメールやツイッターでのRTが飛び交う事態となっていた。

12日の午前中くらいから、千葉県市原市のコスモ石油千葉製油所での火災事故について「コスモ石油の爆発により有害物質が雲などに付着し、雨などといっしょに降る」との内容を含んだチェーンメールが広まり、同様の内容がツイッターでも拡散していた。これに対し、コスモ石油はウェブサイト上で、「タンクに貯蔵されていたのは『LPガス』であり、燃焼により発生した大気が人体へ及ぼす影響は非常に少ないと考えております」と、メールの内容を否定したほか、枝野官房長官が記者会見でチェーンメールへの注意を呼びかけた。

さらにその後、福島第一原発の水素爆発事故が発生すると、今度は「放射能が雨になって降り注ぐ?」という情報がツイッター上に拡散。当初、原発事故に関する詳しい情報が少なかったため、様々な憶測が飛び交った結果の拡散だったようだが、ソース不明の情報が広まることで、不安をあおるような結果となってしまった。

また、12日には、東日本の電力供給低下への対策として、西日本から送電するために、関西電力や四国電力が利用者に節電を求めている、という内容のチェーンメールも出回った。これまたツイッターでも同様の情報が拡散されたが、関西電力、中部電力、四国電力、九州電力は、それぞれホームページ上で、節電を求めるチェーンメールを送ることはない、と声明している。

これらのほかにも、ツイッター上では「次は関東に大きな地震がくる」「オバマ大統領が救助へ向かう米兵に感動的な演説をした」「東京ガスの社員を装った怪しい男4人組が、都内の独身女性宅を訪問している」「被災地で『こっちにお風呂あるよ』といって女性を誘って暴行する事件が多発している」などといったソース不明の情報が拡散されている。もちろん、注意喚起という意味で拡散されるケースも多いだろうが、未確認の情報を広めて、無駄に不安をあおったり、混乱させたりすることは、避けるべき事態だ。その情報が正しいものなのかどうか、ソースをたどり、情報の信ぴょう性を確認するなどしっかり注意する必要があるだろう。

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