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発売延期続出も多額の義援金を寄付するゲーム業界

2011.03.23 WED

噂のネット事件簿


発売延期となってしまったPS3専用ソフト『龍が如く OF THE END』。突如現れたゾンビによって非常事態に陥った街を舞台にしたアクションゲーム
各方面へ大きな打撃を与えてしまった東日本大震災。ネット上でも熱烈なファンの多いゲーム業界への影響も大きく、3月から4月にかけて発売予定だったソフトの発売延期・中止が相次いで発表されている。

セガは3月17日に発売予定だったPS3専用ソフト『龍が如く OF THE END』の発売延期を発表。延期の理由について、総合プロデューサーの名越稔洋氏は公式サイト上の声明で「今般の震災における諸事情を考慮」した結果であると説明。現時点では発売日未定となっている。

また、任天堂も3月17日発売予定だったニンテンドー3DS専用ソフト『スティールダイバー』の発売延期を発表している。延期の理由については、震災には言及せず「諸般の事情を鑑み、発売を延期させていただくこととなりました」と説明するにとどまっている。こちらも発売日は未定のままだ。

さらに、アイレムは2011年春発売予定だったPS3専用ソフト『絶体絶命都市4 -Summer Memories-』の発売中止を決定。中止の理由は公表されていないが、震災で崩壊した街から脱出するという内容のゲームだったことを考えると仕方ない決断だったのかもしれない。

それ以外にも、PS3専用ソフト『モーターストーム3』(ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン)、PS3・XBOX 360用ソフト『TROY無双』(コーエーテクモ)、PS3・XBOX 360・Windows用ソフト『クライシス2』(エレクトロニック・アーツ)などが発売延期になっている。

相次ぐ発売延期で打撃を受けたゲーム業界だが、その一方で被災地支援のための義援金寄付に積極的だ。任天堂は公式サイトで3億円の寄付を発表、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンはソニーグループとして3億円を寄付するとともに、ソニー製のラジオ3万台を寄贈した。ほかにも、セガサミーグループが2億円、バンダイナムコグループが1億円、スクウェア・エニックス・グループが1億円、コナミグループが1億円、米マイクロソフトが25万ドル(約2000万円)の義援金とソフトウェアあわせて200万ドル(約1億6000万円)相当をそれぞれ寄付している。

またカプコンは、義援金1億円を寄付するだけではなく、iPhone版『ストリートファイターIV』を3月15日から1週間、全世界において0.99ドル(日本では115円)で配信し、その売り上げ全額を寄付することも発表している。

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