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ネットで水が激売れ オクには井戸水の出品も

2011.03.29 TUE

噂のネット事件簿


3月27日更新分の「楽天市場 総合ランキング」。ほとんどの地域で乳児への水道水摂取制限が解除された後だというのに、上位5商品がミネラルウォーターとなっていた ※この画像はサイトのスクリーンショットです
東京都は23日、葛飾区の金町浄水場で水道水1kgあたり210ベクレルの放射性ヨウ素が検出されたと発表した。この結果について、食品衛生法で定められた1歳児未満乳児に対する暫定基準値100ベクレルを超えるものとして、都は都民に対し乳児に水道水を飲ませないよう要請。すると、都内のスーパーマーケットでは、ミネラルウォーターが売り切れとなる店舗が続出した。

ネット上でもミネラルウォーターの需要は急激に高まった。24日のネット通販モール「楽天市場」総合ランキングでは、1位から30位までがミネラルウォーターで占められるという事態となった。その後、商品の売り切れなどもあり、ミネラルウォーターの上位独占状態からは徐々に脱しつつあるが、それでも26日更新分のランキングでは1位から9位までがミネラルウォーターとなり、27日になってもトップ5をミネラルウォーターが独占したままだ。

また、ネットオークションでのミネラルウォーターの落札額も高騰し、都の発表直後の23日夜くらいには、通常価格の10倍近くの値がついていたケースもあったようだ。とはいえ、徐々に水人気は落ち着いてきたようで27日午後8時の時点では、ほぼ定価くらいの入札額が多くなっているようだ。

ネットオークションということでは、福井県のあるユーザーから井戸水が出品されるという珍しいケースも登場した。商品説明には「関東地方は放射線の影響のある水道水になってしまいました。そこで北陸産の天然水はいかがでしょうか?」と書いてあり、値段は1リットルあたり100円で、再鄭数涼20リットル以上からの販売を想定していた。しかし、入札は1件もなく、売買成立には至らなかった。

東京都だけでなく、福島県、栃木県、茨城県、千葉県の水道水で、乳児が飲める暫定基準値を超える放射性ヨウ素が検出され、それぞれ乳児に水道水を摂取させるのを控えるように呼びかけられていた。26日までに、いずれの地域においても水道水内の放射性ヨウ素検出量が国の定めた基準値を下回り、福島県の一部を除くすべての地域で摂取制限が解除された。ひとまず水道水の危機からは脱したといえる状況だが、関東地方のスーパーマーケットなどではミネラルウォーターの品薄状態が続いているという。

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