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Macウイルス検知にユーザー複雑な心境

2011.05.24 TUE

噂のネット事件簿


対策を促すコメントを発表したApple社。ユーザーからは、「Macがメジャーになるのはうれしいが、ウイルスは勘弁」といった声多し ※この画像はサイトのスクリーンショットです
ロイターは17日、アップル社の「Mac(マック)」にのみ感染するアンチウイルスプログラムを装ったウイルスが検知されたと報道。「ウイルスに強い」と言われてきたMacの安全神話を揺るがす事態に、マックユーザーから驚きの声が上がっている。

今回検知されたウイルスは、検索エンジンで人気の検索ワードで表示される検索結果のリンクをクリックすると「ウイルスに感染した」という旨の画面が表示され、その後、偽のアンチウイルスソフトの購入を勧める有料サイトへと導かれる仕組み。電子メールやツイッター、フェイスブック内に貼られたサイトへのリンクから広がる可能性もあるといい、ロイターは、このウイルスについて、「(Mac向けウイルスが)これだけ大量に検知されるのは初めて」というネットセキュリティー会社のコメントを紹介している。もともとMacは、マイクロソフト社のOS「Windows」と比べ、ウイルスの危険性が低いとされてきた。それは、Windowsとは異なり、アップル社がOSとハードの双方を自社で作っていたことから、システム構成上もウイルスを作成しにくいことも一因だが、最大の理由はMacのシェアがWindowsより小さすぎること。そもそも、ウイルス作成者には、ウイルスによって「より多くのユーザーに影響を及ぼしたい」「より多くの個人情報を盗みたい」「より多くの収益を得たい」という目的があり、シェアの低いMacを対象にウイルスを作ることは、ウイルス作成者にとって“割りに合わない行為“といわれていた。

それゆえ、今回の一件についてMacユーザーの驚きや悲嘆は大きく、ツイッター上には

「あぁーみんなMac使い始めるからこんなことに涙」
「ウイルス対策ソフトいれてないんだよね」
「Macもメジャーになったなあと喜んでばかりもいられないw」

といったツイートが次々と登場。アップル社は、「怪しいファイルやアプリを見つけたり、Macが不審な動きをしているのに気付いたら、アンチウイルスプログラムを実行してください」というコメントをApple Supportで発表している。

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