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第145回直木賞候補作発表 ネットでの推しは?

2011.07.08 FRI

噂のネット事件簿

4日、第145回(2011年上半期)の芥川賞、直木賞の候補作品が発表になった。どちらも日本で最も有名な文芸賞。今回は芥川賞に6つ、直木賞に5つの作品がノミネートされたが、ネット上ではあちこちで「受賞予想」の話題が盛り上がりを見せている。今年は直木賞の予想が特に難しいようだ。

まずは、前回、木内昇『漂砂のうたう』と道尾秀介『月と蟹』の2作受賞を見事的中させた、書評や出版界のニュースを扱う専門サイト『WEB本の雑誌』。翻訳家で書評家の大森望氏による恒例の「全候補作最速チェック&予想」が早速アップされている。

氏によると、「いやはや、今回はむずかしい。候補作5作のなかに自信をもって◎を打てる作品が1本もなく、テッパン予想は不可能」といい、本命は「受賞作なし」という。実際に受賞作が出なければ、第136回以来、9期ぶりのこと。しかし、それもさびしいとつづり、辻村深月『オーダーメイド殺人クラブ』と高野和明『ジェノサイド』を受賞候補作に挙げている。

2000年1月から続く直木賞の非公式サイト『直木賞のすべて』では、管理人が独自にラインナップした候補作に誰でも投票可能な「大衆選考会」をおこなっており、ユーザーによる推薦コメントがアップされている。また、このサイトでは「“直木賞”度」が記されている。これはサイト管理人が「過去のその作家の経歴、作品の傾向」と、「直木賞の性質や最近の傾向」を総合して検討した結果、独自につけた数字。これによれば、葉室麟『恋しぐれ』が75点(満点は100点)、池井戸潤『下町ロケット』が70点と公式候補作のなかでは最も数値の高い2作品となっている。

一方、2ちゃんねるのスレッドでは『ジェノサイド』に関する声が多くあがっている。この作品についてのコメントは、

「直木はジェノサイドであって欲しいな 候補作全部読んでたけど、やっぱりジェノサイドに敵う作品がこの中でないわ」
「評判だけならダントツ。でも、それを嫌うのが直木賞クオリティー」
「ジェノサイド読んだけど、そこまでか?」

など、賛否両論。

直木賞の受賞作は芥川賞とともに7月14日に発表される。さて、今年はどの予想が当たっているのだろうか?

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