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上半期のサイバー犯罪 わいせつ物頒布が大幅増加

2011.09.14 WED

噂のネット事件簿


警察庁が設置したサイバー犯罪対策専用ページ。情報セキュリティ対策ビデオには、安田美沙子、南明奈、星野真里らが出演している ※このページの画像はサイトのスクリーンショットです
9月8日、警察庁が上半期のサイバー犯罪の検挙状況を発表。震災に揺れた今年上半期に、ネットを舞台に起きたサイバー犯罪の現況が明らかになっている。

これによると、今年上半期のサイバー犯罪の検挙数は2513件で、これは前年同期比マイナス72件。内訳は、多い順に「詐欺」「児童買春・児童ポルノ法違反」「出会い系サイト規正法違反」となっており、ネットオークションを使った詐欺は大幅に減少したが(前年同期比マイナス54.5%)、わいせつ物頒布が大幅に増えている(同プラス220.5%)。

また警察庁は、サイバー犯罪に関する相談状況についても公表しており、相談内容は、「詐欺・悪質情報」「迷惑メール」「名誉棄損・誹謗中傷」が上位に。ネットオークションに関する相談は平成17年をピークに減少傾向にあるものの、迷惑メールや不正アクセスは、高い水準での増加傾向にある。

今回発表された上半期の検挙例を見ると、

「出会い系サイトの広告宣伝のため、数百の虚偽メールアドレスを利用し、メールを不特定多数に発信」
「マンガをファイル共有ソフトに送信」
「海外のレンタルサーバーを使ってわいせつ画像を掲載」

といった、いかにも“ありがち”な検挙例にまざって、「掲示板で虚偽の義援金募集を掲載」という一件も摘発例に含まれている。詐欺・悪質商法に関する相談は前年より約1割増えており、こうした“時勢を反映した犯罪”が増えているのは、それだけwebが生活に浸透していることの裏返しといえるかもしれない。

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