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「武装集団が学校襲撃」の嘘ツイートで懲役30年?

2011.09.14 WED

噂のネット事件簿


昨年1月にネット上に登場したジョニーデップ死亡記事。ツイッター上では、多くのユーザーがこのニセニュースに踊らされた ※このページの画像はサイトのスクリーンショットです
メキシコ南東部のベラクルス州で、2人の男性が「銃を持った男が学校を襲撃している」という嘘のツイートを発信。逮捕された2人の男性は、最高30年の懲役刑を求刑される可能性が出てきた。

ロイターによれば、事件を起こしたのは48歳の数学教師と57歳のラジオ番組司会者の男性2人。2人の男性は8月25日、ツイッターやフェイスブックに「銃で武装したグループが小学校を襲い、子ども5人を誘拐した」と書き込んだ。これにより、現場周辺ではパニックに陥った親が子どもを救うために学校に殺到し、多数の交通事故が発生。また、緊急車両を要請する非常用の電話回線もパンクしたが、結果的に2人のツイートはデマだった。

この一件について州検察当局は、2人に「テロ罪」を適用することを検討。これにより2人の容疑者は最高30年の懲役を科せられる可能性があるが、2人はそろって「インターネットで見たデマを書き込んだだけ」と主張しているという。

真偽はわからないものの、インターネットで見た内容をTwitterに書き込むのはよくあること。もし2人の主張が真実であれば、今回のような事件は誰にでも十分起こり得る。この件に関するネット上の意見を見てみると、

「日本もデマッタ―取り締まれよ」
「当然や!」
「日本でも酷いのは処罰してくれればいいのに」

と、逮捕を当然とみる向きが圧倒的だが、なかには

「全部ν速(=2ちゃんねる「ニュース速報」板)のせいにしていいんだよ」


と、間接的に容疑者をフォローする意見もちらほら見られる。メキシコ当局がテロ罪の適用を検討していることに対し、人権団体のアムネスティ・インターナショナルが「表現の自由を損ねる」と批判しており、今後の行方が世界的に注目されている。

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