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MicrosoftによるYahoo!買収話が再浮上

2011.10.17 MON

噂のネット事件簿


Microsoftの検索エンジン「Bing」。アメリカでのシェアは、Googleの65%に対し、Bingはおよそ15% ※この画像はサイトのスクリーンショットです
08年に一度立ち消えになった、Microsoftによる米Yahoo!の買収話が今月に入って再浮上。IT業界の未来を占う上でも重要な両社の合併話に、関係者の注目が集まっている。

08年時の買収話では、米ヤフー株の買い取り価格を巡ってMicrosoftと米Yahoo!がギリギリの攻防を繰り広げ、Microsoftは最終買収額として総額475億ドル(当時のレートで約5兆円)を提示。しかし、米Yahoo!側はこれを不服として買収に応じず、買収話はお流れとなった。

しかし両社は09年、検索エンジンで圧倒的なシェアを誇るGoogleに対抗するため、検索事業での提携を発表。これにより米Yahoo!は、検索にMicrosoftの新検索エンジン「Bing」を採用することになった。だが、その後も「Bing」のシェアは伸び悩み、同社インターネット事業の累計赤字は50億ドル(≒3600億円)にも達しているという。

そのため今回の買収話は、検索エンジンを含むインターネット部門のテコ入れを行いたいMicrosoftと、業績不振から数度にわたる人員削減を行っている米Yahoo!との思惑がかみ合い再浮上したというのがもっぱらの見方。ただし、米Yahoo!が株式の4割を保有する中国の電子商取引運営会社「アリババ」ほか、複数の企業が米Yahoo!の買収への参戦の意志を表しており、両社の動きから目が離せない状況がしばらく続きそうだ。

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