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突然「ステマ」がネットで多数HIT

2012.01.06 FRI

噂のネット事件簿


Googleトレンドで「ステマ」を検索した結果がコレ ※この画像はサイトのスクリーンショットです
1月4日、Googleの検索急上昇ワード上位に「ステマ」がランクインした。このことについて、ネット上で驚きの声が多数あがっている。ステマとは、「ステルスマーケティング」の略称で、「宣伝であることを明示せず、宣伝行為を行うこと」を意味する言葉だ。「ステルス」は、レーダーに捉えられにくい「ステルス軍用機」からきている表現だと思われる。

「ステマ」の例として、ブロガーや芸能人が企業や広告代理店から依頼を受け、自身のブログなどに「この美容クリーム、ものすごく効果あるの!」と商品を紹介するような記事を書くことが挙げられる。知らず知らず多くの“ステマ記事”を目にしていると思われるが、このように、お金が動いているにもかかわらず、あたかも本気でその商品を愛用しているかのように書くことに対し、倫理上の問題を指摘する声もある。

「ステマ」という言葉自体は以前から存在しているが、今回なぜ検索急上昇ワードの上位に入ったのだろうか? 

いくつか原因と思われる動きがあるが、発端は、昨年12月31日から今年1月1日までの間、制作会社シャフトが、DVD「魔法少女まどか☆マギカKEY ANIMATION NOTE VOL.1」を同社サイトで販売していた際のできごとだと思われる。ユーザーが気付かない形で、Amazonへのページリンクが、ある“2ちゃんねるまとめサイト”のアフィリエイトアカウントのページにつながってしまう事態が発生していたのだ(現在は修正済みとのこと)。このまとめサイトは以前から、アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」を絶賛する記事をアップしていた。実際のところは不明だが、このリンクミスをきっかけに、ネット上にはこれらの記事が「ステマ」だったのでは?と憶測する声が多数あがっていた。

一方、2012年に入り2ちゃんねるでは「ステマ」について議論していたスレッドが突然削除されたことをきっかけに、削除に対抗しようとしたユーザーたちが「ステマ」の文字が入ったスレッドを短期間に乱立させたのだ。

また、突然の「ステマ」というワードの登場について、様々なもののTOP3を紹介するサイト『ベスト&ワースト』は1月4日に、「Googleトレンドワード『ステマ』急上昇!-SCEの外山圭一郎氏のツイートが発端か!?」というエントリーをアップしている。

ここでは、「普段から『ステマ』を頻繁に行っているのではないかとみられているソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の外山圭一郎氏のツイートが発端ではないかとみられる」と分析し、外山氏がツイッターにアップした写真と「ほんのステマの品でございます!!」というツイートを紹介。

さらには、同じく1月4日に食べログのランキングを操作する「やらせ業者」39社が特定されたことがニュースになると、ネット上では「ステマ」という言葉がまたもや取り沙汰された。この件については、1月6日にオンエアされた『知りたがり!』(フジテレビ系)内でも「注目のキーワード」として「ステマ」がとりあげられる事態となり、ネット上だけにとどまらない勢いをみせている。

2ちゃんねるでは「3文字の言葉は流行る」といった指摘もある。「ステマ」という言葉、これからさらに一般用語として定着するか?

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