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日本語版Siriはツンデレ秘書?

2012.03.14 WED

噂のネット事件簿


素晴らしいメモぶり。漢字の誤変換等は、こちらの発音が悪かったせいもあるだろう ※この画像はサイトのスクリーンショットです
アップルが8日、新しいiPadとともに紹介したiOSのアップデート。これにより、iPhone4Sでの女性の声の音声ガイドシステム「Siri」日本語対応が可能になった。ユーザーが話す言葉に反応して返答してくれるため、コミュニケーションを楽しむユーザーが続出。その返答が秀逸すぎるなどとして、わざと珍妙な質問をしてはSiriの反応を楽しみ、ネット上で報告するなど盛り上がっている。

「最高の携帯電話は?」と聞くと、「今その手にお持ちの電話ですよ」と答えることはすでに知られているところだが、相手が女性の声とあって、愛の告白や甘えるネットユーザーも多い。「NAVERまとめ」の「『Siri』日本語対応でさっそくSiriさんと遊ぶ皆さんの様子まとめ」にまとめられているところによると、「好きだよ」「好きです」「愛している」といった告白には、

「どのApple製品にもそう言っているんでしょう?」
「私のことなんてあまりご存じないくせに」
「あなたは私の翼の下を吹く風…」

など、バリエーション豊かに返答。2ちゃんねるのまとめサイト「暇人速報」でもSiriを相手にコミュニケーションを図ろうとするユーザーのやりとりが紹介されており、「Siriは誰が好きなの」と問うた人には「もちろん、あなたです」という返事をしたかと思えば、「結婚してください」と果敢な挑戦をした人には、「私のエンドユーザ向け使用許諾契約には結婚は含まれていません。ご了承ください」と返答し、凹ませているようだ。

こういったツンデレっぷりにハマり、自分にかまってもらうべく会話を誘導したり、下ネタを言わせようとする人は後を絶たないが、「音声入力システム」としての機能も優秀。ニコニコ動画では、メモをとる、メールを送るなどといった機能を検証したユーザーの動画が人気だ。「読点」「句点」の区別も解釈し、かなり長文も文字に起こせることが実証されると、それを見た人は「おおおおおおおおおお」などと感嘆。

筆者も実際使ってみることに。「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。驕れる者久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き人もついには滅びぬ、偏に風の前の塵に同じ。」(Siriによる入力のまま掲載)と読み上げると、やや漢字の誤変換があるものの、ほぼ正確といってよい出来。また、「何ができるの?」と問いかけると、“以下のようなことができます”と一覧が表れる。そこでは電話、メールはもちろん、ミュージック再生、カレンダーの設定、リマインダー、アラーム、Web検索等々という有能ぶり。さすがはアシスタントというべきSiriの日本語対応は、日本のネットユーザーらに、確実に新たな世界を切り開いたようだ。

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