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電子書籍のYouTube版登場 反応は?

2012.04.18 WED

噂のネット事件簿


清宮礼子作『強く生きる』のほか、英語で書かれた電子書籍も『PUBLOFF』トップページで紹介されている ※この画像はサイトのスクリーンショットです
電子書籍事業を行うリブリは13日、電子書籍の作成・公開やダウンロードができるプラットフォーム「PUBLOFF」(パブロフ)を公開した。

原則として原稿の電子書籍化、公開、ダウンロードともに無料。Microsoft Wordや標準テキスト、EPUB形式のデータ、Adobe InDesignで作成されたデータを専用投稿サイトにアップロードすると、電子書籍が作成される。公開された電子書籍は、EPUBまたはPDFに対応している電子書籍リーダーおよびアプリであれば閲覧可能とのこと。

海外のiBooks Author、Amazon Kindleなど、既存の電子書籍作成・投稿プラットフォームでは、有料販売まで可能で、売り上げの一部を販売手数料として運営側がとるケースがほとんど。一方、「PUBLOFF」は、誰でも気軽に投稿でき、また現在すべてのコンテンツが無料でダウンロードできることから、同社は「作家自身による電子書籍制作の負担を無くし、読者はそれを簡単にダウンロードして手持ちの端末で読むことができる、電子書籍版のYouTubeのようなサービス」と銘打っている。Twitter上の反応は

「面白いサービスかも!」
「これは便利そうですね」
「これは面白い。どう育てていくんだろう」
「このサービスは採算とれるの?」

とサービスの試みを興味深く受け止めた人が多くいる一方で、

「著作権法違法状態が公然化する危険性があるのかないのか…?」
「面白い試みだなぁ。著作権違反とかしょうもないユーザーが増えないようにしてほしい。バリアフリーな論文が読めると良いすね」

と心配する声も。

17日10時現在、投稿されているのは8作品で、公開されているのは5作品。そのうち、『強く生きる』は、映画『おくりびと』の宣伝担当者・清宮礼子がつづる、最愛の父との別れと葛藤を描いた物語で、読み応えのある作品だ。ノンフィクションのほかにもジャンルはエッセイ、カルチャー、ビジネス、フィクション、SFと多岐にわたる。

まだまだ始まったばかりということもあり、コンテンツの拡充・整備はこれからのところだが、電子書籍に触れる入り口の一つになることは間違いない。

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