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「パロディ」規定にネットも注目

2012.06.12 TUE

噂のネット事件簿


様々な作品のパロディ的要素を多く含むアニメ『銀魂』。ネット住民からは「銀魂アウトだな」「銀魂すきだったのに??」などと心配する声も ※この画像はサイトのスクリーンショットです
著作権にまつわる法制度を検討する文化審議会(文部科学大臣と文化庁長官の諮問機関)の小委員会が6月7日に開かれ、既存作品を「パロディ」として二次創作する行為について、今期の課題として取り上げることが明らかになり、ネット上で話題を呼んでいる。

二次創作といえば、同人誌やネットで公開されるイラストや動画サイトに投稿される動画など、さまざまな形式のものが存在している。また、ドラマや映画、テレビのコントなどでも「パロディ」としての二次創作は頻繁に行われている。しかし、現行の著作権法では、これらすべての二次創作が「同一性保持権」の侵害にあたることとなり、著作権者の許諾を得ていない場合は、違法となる可能性もあったのだ。

そこで「パロディ」の規定を作ることで、著作権侵害にあたらない合法な二次創作を明確化しようというのが、法整備の大きな目的だ。今後、どのような二次創作が「パロディ」として認められるかという点について、委員会で検討されることとなる。

2ちゃんねるのニュース速報板では「著作権法に『パロディ』規定新設へ 2次創作の大半が死亡する見込み」というスレッドが立てられた。そこでネット住民からは、

「コミケがオリジナルのみになったら客は半減するの?」
「うーんこれは流石にやりすぎパロディは表現の1つだろ」
「これ完全に同人終了じゃね」

などと、パロディ文化の衰退や今回の審議に対し悲観的なとらえ方をする声も。また、一方では

「まあ落ち着け。
法律を厳格に適用すると『パロディ=違法』となる現状を見直そうって話だ」
「パロがちゃんとした枠組みを作ってグレーから合法になるってことでいいのかな」

と、合法的な「パロディ」の規定について検討することを前向きにとらえる冷静な意見もあった。

現在、イラストや動画に限らず多くの二次創作が発表されており、ネット住民だけでなく多くの人たちからの注目度も高い。「パロディ」規定の法整備については、今後も議論の的となっていくことだろう。

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