“勝てるおやつ”選びのオキテ

第2回 「脳と仕事に効くおやつ」の3カ条は「C・S・T」

2012.09.12 WED

“勝てるおやつ”選びのオキテ

おやつで脳に「エネルギー」と「刺激」を!



今までは単純に好みだけで選んでいたおやつですが、せっかくならデスクワークの効率アップに効果的なものを選びたいもの。では脳科学的には、具体的にどんなおやつを摂るのがよいのでしょうか? 脳科学者の澤口俊之先生に話を聞きました。

「脳が活発に動くためには、温度と栄養が大きく関わってきます。まず温度ですが、様々な室温で情報を処理する実験をしたところ、室温25度が最適だという結果が出ました。屋外や、高めに設定された室温のせいで『暑くて頭がボーっとする』ことがありますが、それは脳の処理能力が低下し集中力が散漫になっている状態です。とはいえ、外が暑いからといって室温を25度にするのはやや低すぎますよね。そこで、休憩時に冷たいものを口から摂ることで、鼻腔から空気が送られて脳を効果的に冷やすことができます。また、冷たいものは交感神経を刺激してくれる点もメリットといえるでしょう」

なるほど。冷たいものを摂ると、脳もクールダウンできるんですね。では、具体的などのようなものを摂るのがよいのでしょう?

「ドリンクは、飲み過ぎて水分過多になると身体にも脳機能にもマイナス影響が。特に汗をあまりかかないデスクワーク時は、摂りすぎになりがちなので要注意です。スポーツの時も同様。汗をかく前に水分補給をしすぎると、身体への負担が大きくなりますよ」

暑いとついつい飲み過ぎてしまうドリンクは、摂り方がちょっと難しそうですね。より手軽に脳を冷やせるものは?

「脳と身体を冷やすには、アイスクリームなどゆっくりと食べられる低温のものがいいでしょう。少ない水分で脳を冷やせる上に、脳に必要な栄養素であるブドウ糖も摂取できます。糖分が不足すると、脳の神経細胞が働かなくなります。脳は1日当たり500~600キロカロリーを消費するので、忙しくてエネルギー補給を欠かすと、考えがまとまらなくなるなど、脳がうまく動かない状態に陥ってしまうのです」

脳って、意外と多くのカロリーを使っているんですね。ではそのほかにも、脳によい影響を与えてくれるおやつの条件はありますか?

「判断や記憶など、知的情報を統合する『前頭前野』はデスクワークでも重要な役割を果たします。アゴを使って『噛むこと』によって、この前頭前野が刺激されるので、歯ごたえのあるおやつもオススメですよ」
残暑のデスクワーク時に脳をスムーズに動かすには、様々な要素が必要。これらをしっかり押さえた効果的な「おやつ」選びが大切になってきます イラスト/室木おすし
脳科学的には、デスクワーク時のおやつは「冷たい(Cold)」「甘い(Sweet)」「歯ごたえがある(Texture)」の、3条件(C・S・T)がそろっていることがベスト! ということですね。そこで、これらの条件を満たすおやつを探してみたところ、残暑で火照った体&脳をクールに冷やしてくれるアイス「チェリオ」を発見! チョコとピーナッツのコーティング、さらにバニラアイスの中には板チョコが入っており、噛みごたえもバッチリ。脳をイキイキと活発にしてくれるおやつで、残暑をスムーズに乗り切りましょう! 脳科学的に“仕事に効く”おやつは「冷たい」「甘い」「歯ごたえがある」もの。またアイスのように、水分を摂りすぎず、しっかりと脳を冷やせるものがよいとのこと。正しいおやつ選びで、デスクワークの効率アップを目指そう!

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