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「再建おじいさん」に哀悼の声続々

2012.10.30 TUE

噂のネット事件簿


TOKYO Webより。記事では、旅館が再建した場所が津波で流される前と同じ場所であることに「これで良かったのか」と苦悩する八百子さんのことも報じている ※この画像はサイトのスクリーンショットです
10月24日、東京新聞の夕刊で報じられたひとつの事実に、多くのネットユーザーが悲しみに暮れることとなった。

同紙で報じられた内容は、2011年3月11日に起きた東日本大震災で、発生から3日目の朝に救助された岩手県大船渡市の只野昭雄(てるお)さんという一人のおじいさんが2012年9月に亡くなっていたことを伝えるもの。只野さんは救助された際、テレビ局の取材に対して気丈に明るく、「また再建しましょう」と返答し、その様子が動画サイトにアップされ、一部で「再建おじいさん」と呼ばれるなど話題になった人だ。

東京新聞によれば、只野さんは奥さんの八百子(やおこ)さんとともに経営していた旅館が再建したのを見届けてから3カ月後の9月中旬、間質性肺炎で亡くなってしまったとのこと。享年83歳だった。

この事実が東京新聞のwebサイトでも報じられると、ツイッターではユーザーたちが哀悼の声を続々投稿。

「あの言葉でどれだけ多くの人が勇気づけられた事か。あとは我々がその心意気を引き継ぎます、見ていて下さいね!」
「あの状況にあの笑顔と言葉はほんとに胸を打たれた。ご冥福をお祈りします」
「これは…言葉もない。この方に力をもらった人々は多かったに違いない。合掌」
「只野昭雄さんに合掌。『辛い時ほど笑え』…真の意味がわかりました」
「めちゃめちゃ元気もらったなあ…でもマジで言葉通り再建して逝くとはすごすぎる ご冥福をお祈りします」

など、只野さんに勇気をもらったことへの感謝にあふれた声が多く見られた。また、2ちゃんねるのニュース速報板に立てられた「『また再建しましょう』のおじいちゃん、9月中旬に亡くなっていた」スレッドにも、

「テレビもネットも悲観にくれてた時に前向きな意見ありがとうございました。合掌」(原文ママ)
「昭雄(てるお)さん 名前の通り生きた人だなあ。ご冥福をお祈りいたします」

と、心からの哀悼の声が並んだ。

津波の際、旅館の3階に逃げ込み、3日目の朝まで寒さに耐えながら80歳を超えた体で救助を待ち続けた只野さん。体力も尽きているだろう状況でも、救助されてすぐに笑顔と強い言葉で日本中の人々を勇気づけた只野さんは、多くの人々を勇気づけ続けていたようだ。

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