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左利きの損な部分と得な部分集まる

2012.12.27 THU

噂のネット事件簿

世界の人口の約10%しかいないといわれる“左利き”。割合だけみれば希少な存在に思えるが、単純計算で日本に1000万人以上はいるということになり、その数は決して少なくない。しかしながら、世の中は「右利きの人の利便性」を優先して作られているという面も決して否定できないところ。左利きの人は普段の生活の中で、どのような点で不便を感じ、またどのような点で得を感じているのだろうか。

2008年から2ちゃんねるの左利き板に立っているスレッド「左利きに生まれて良かったと思うこと」では、左利きのネットユーザーたちが経験に基づいた様々な声を書き込んでいる。まずは、ユーザーたちによって挙げられた左利きの「損な部分」を抜粋してみよう。

・利き手ではないほうで改札を通らなければならない
・自販機に小銭をいれる際、自販機の正面に立てない
・バッティングセンターに左用がない場合がある
・左利き用のギターは少ない、もしくは料金が高い場合も
・ネクタイの結び方、靴ひもの結び方、編み物など、“結ぶ”という行動について苦労する

“左利きに生まれて良かったこと”を書き込むスレッドでもこれだけの不便が書き込まれたということで、日々苦労は尽きないようだ。そんななか、スレッドタイトル通り、多くの「得な部分」も書き込まれている。その抜粋は以下の通りだ。

「高校の時に部活でバスケやってたけど、サウスポーってだけでモテた」
「なにかスポーツやるときは必ず『おっ!サウスポー!』って言われた」
「ボウリングはレーンが荒れてないから有利」
「会社の飲み会の時に、『ゴメン、俺左利きだから』と言って自然に狙ってる娘の隣席ゲト」
「抱っこしている赤ちゃんを渡したり受ける時に向きを変えないでいい」
「初対面時に『左利きなんだねー』って言われたりして会話のとっかかりを作れる」
「学校でかわいい女子に『左利きってかっこいいよね』って言われたとき」
(すべて原文ママ)

会話のきっかけや、スポーツの場面で得を感じる人が多いよう。スポーツのなかでも、

「俺の親卓球やってたんだけど、左利きの相手をするのは大変だって言ってたな」
「卓球やってたが、始めた頃は敵なしだった」

と、“卓球”において有利になるとコメントする人が多く見られた。

そして、損得両方の視点でコメントされていたのが、パソコンのマウス操作だ。最初は右手で操作することに戸惑い、“損”に感じる人も少なくないようだが、慣れた人の中には、

「デスクでご飯食べる時。右手でマウス、左手で箸。便利」
「マウスとか電卓を使うとき、右手で操作しつつ左手で字が書けるのは便利だと思う」

など、利き手で別のことをできることから“得”に感じる人も多く存在している。

利き手ではない手でマウスを操作することに関しては、右利きの人たちも興味を持っている様子。まとめサイト・NAVERまとめに掲載されているページ「知ってる人はやってる…右利きなのにマウスが左にあるワケ」は、約35万回の閲覧数を誇る人気まとめとなっており(12月26日現在)、“左マウス”を始める右利きの人が増えてきていることが読み取れる。

右利きの人には分からない点で損得を感じている左利きの人々。右利き用の社会で、不便を克服して日常生活をスムーズに送るために左利きの人は日々、鍛練しているようだ。

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