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「ロボット兵器」禁止運動開始へ

2013.03.01 FRI

噂のネット事件簿


映画『ターミネーター』に登場したロボット兵器(T-800)は、ターゲットを殺害するために過去にタイムスリップした ※この画像はサイトのスクリーンショットです
映画『ターミネーター』に登場するようなロボット兵器の製造禁止を求めるキャンペーンがイギリスで始まると報じられ、一部で話題となっている。

イギリスのオブザーバー紙によると、ロボット兵器禁止キャンペーンを推し進めているのは、ロボット工学・人工知能学を専門とするシェフィールド大学のノエル・シャーキー教授。氏いわく、自ら考えて戦える自律型兵器の研究はすでに進んでおり、10年以内に利用可能になる見込みだという。

シャーキー教授らによる「The Stop the Killer Robots」キャンペーンは今年4月にもイギリス下院でスタートする予定で、クラスター爆弾や地雷の国際的な禁止を訴えたグループが多数参加するという。

まさに映画のなかの話のようなロボット兵器。日本のネット住民たちも興味を示しており、2ちゃんねるには「【デデンデンデデン】『ターミネーター製造禁止』キャンペーン、始まる」というスレッドが立てられている。そこでの意見を見ると、

「銃がきかないロボット兵士とか現れたらマジで無双するよな
こええわ」
「ロボットが勝手に兵器を開発して
勝手に量産し始めない様に気をつけないと」

などと、ロボット兵器の恐怖に脅えるネット住民がいる一方で、

「ロボット同士で戦争して負けたら降参ってなればいいよな
ロボットに勝てるわけないんだから」
「砂漠辺りをステージ設定してロボット対ロボットで戦争すりゃいい」

と、生身の兵士の代わりに戦争をさせればいいのではないか、という意見もあった。

しかし、シャーキー教授は、現時点ではロボットに車と人間を判別させるだけでも大変難しく、またロボットにはお菓子をかざしている子供と銃を構えている大人を区別する心のメカニズムもないという。つまり、ロボット兵器は“無差別殺戮兵器”になりかねない存在だというわけだ。

どうやら、現実問題として戦争の代わりに活用することは難しいというのが、ロボット兵器の現状の模様。これまで国際的に規制されてきた数々の兵器と同様に、ロボット兵器の禁止に向けた議論が進むことなりそうだ。

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