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超不便! 「素数ものさし」が話題

2013.04.04 THU

噂のネット事件簿


まだ謎が多いという「素数」の世界。頭を使って、「4」など目盛りのない数字を測ってみるべし! ※この画像はサイトのスクリーンショットです
「使いにくい」ということで話題沸騰のアイテムがある。京都大学生協で販売されている「素数ものさし」だ。

素数とは1とその数字自身以外に約数をもたない自然数の中で、1を除くものを指す。写真を見れば一目瞭然だが、長さ18センチの竹製ものさしには、2、3、5、7、11、13、17の数字しかない。こちらの数字が「センチ」を表わし、下部には「ミリ」単位で素数部分だけに目盛りが入っている。

この商品は、昨年9月に行われた京大の「サマーデザインスクール」でのアイデアをもとに“不便さの中にあるよい部分を見つける”研究をしている「不便益システム研究所」と同スクールが共同制作したもの。「サマーデザインスクール」とは京都大学の教員や企業の人が講師となり一般の参加者とともに、「デザイン」に関する様々なテーマに取り組み、最後に発表会を行っているもの。「デザイン」にはプロダクトデザインやグラフィックデザイン、社会システム、アーキテクチャのデザインをも含むという。

「素数ものさし」を京都大学の生協で3月中旬に売り出したところ、ツイッター上などで話題になり、2週間で600本ほど売り上げて大ヒット商品になった。値段も577円と素数だ。

ツイッターでは、「こういうのホントオモシロイ」「確実にいらないけどほしい、ふしぎ!」と大ウケ。「すみませんややこしい事は考えずネタとして購入しましたw」という人もいた。

京都新聞がこの定規を紹介すると、2ちゃんねるの科学ニュース+板にスレッド「【数学】目盛りが素数だけというユニークな『素数ものさし』 どう測る?不便さ人気 京大研究者ら開発」が立ち、数学好き、理系と思われる人たちからこんな書き込みが。

「解ってない。素数目盛のものさしは、全宇宙に共通なものさし。他の知的生命とコミュニケーションするのに必須なものなのに」
「対数ものさしも、あっていいよな」
「理系にとってはめちゃめちゃ発想がおもしろいんで欲しくなる逸品」

理系のネット住民の心をつかんでいるようだ。

なお、京大生協中央キャン運(‏@chuo_coop)の4月1日のツイートによれば、在庫はまだあるということだが、「今週分くらいですが…早くほしいぞ!という方はお早めに!」とのことだ。

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