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盲目の少女の冒険動画が話題に

2013.04.26 FRI

噂のネット事件簿


公式サイトにはイラストギャラリーやメイキングストーリーも掲載 ※この画像はサイトのスクリーンショットです
盲目の少女を描いた5分28秒のアニメーション動画「Out of Sight」が、350万回を超える再生回数を記録している。

この動画は、国立台湾芸術大学の生徒3人による卒業制作で、公開されたのは2010年7月。公開されてから3年弱が経過しているが、これまで何度もブログなどで取り上げられ、そのたびに話題となってきた。今回も、4月22日にNAVERまとめでそのあらすじなどがまとめられると、4万8000回を超える閲覧回数(4月25日10時時点)と人気に。

内容は、「Chico」という盲目の少女が子犬と散歩中にバッグを盗まれるシーンから始まり、少女が感じている世界を、効果音と手書きのアニメーションで表現したもの。泥棒を追った子犬を探して迷い込んだ暗闇の中で木の枝を拾うと、枝が魔法の杖になり、少女も魔法使いのような姿に。この「魔法の杖」を頼りに少女が街を歩く姿が、視覚障害を持つ人が感じている世界をわかりやすく表現していると話題になっているのだ。

YouTubeのコメント欄には、

「子供の頃から思っていた『盲目の人は世界をどう感じているのか?』という疑問が、この動画を見て少しだけ解決した気がする」
「視覚が閉ざされているからこそ広がっていくイメージが、柔らかな配色と上手くマッチしていてとても素敵でした。素敵な作品をありがとう!」

という日本語のコメントのほか、世界各国の言語で称賛のコメントが寄せられている。また、Twitterでは、

「はぁぁ、これは素晴らしい。見知らぬ感覚との出会いっていいな」
「少女が触ったり音が聞こえた時に初めて世界の形が現れるという表現が、盲目とはどういうことなのかを無理なく教えてくれる」
「溢れるあたたかさが素晴らしすぎる」

と、表現手法に感動する声や、

「こういう作品が沢山作られるといいな」

と、次回作に期待する意見が寄せられている。

動画中で少女はほぼ「ゴゴ」(犬の名前)という言葉しか発しない。言葉がわからずとも楽しめるつくりだったことも、国境を越えて感動を呼んだ理由の一つかもしれない。今後もネットから生まれた名作動画として、再び話題になるかもしれない。

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