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「ゆとり」のレッテルに不満爆発

2013.05.02 THU

噂のネット事件簿


今年1月には文科省は週6日制導入の検討を開始。ゆとり世代は完全に犠牲者? ※この画像はサイトのスクリーンショットです
三菱UFJリサーチ&コンサルティングが4月26日、同行の新入社員を対象とした意識調査の結果を発表。今年度の新入生のうち多数をしめる、ゆとり教育を受けたいわゆる“ゆとり世代”である彼らの過半数が、自分たちを“ゆとり世代”と呼ばれることに関してマイナスイメージを抱いていることが明らかになった。

この調査は、三菱UFJリサーチ&コンサルティングが同行の新入社員1252人が回答したもの。同調査では、新入社員の様々な考え方や物の見方について質問しており、「どれ位の役職にまで出世したいか」という問いには、「役職にはこだわらない」(44.5%)に続き、「役員」(21.4%)、「社長」(14.6%)が多いなど、出世意欲の高さが明らかになった。

また、「“ゆとり世代”と呼ばれることについてどう思うか?」と質問したところ、56.7%が「どちらかといえばマイナスのイメージ」と回答。39.1%は「どちらでもない」と回答したが、「どちらかといえばプラスのイメージ」と答えた人はわずか4.3%にとどまっている。

自らがゆとり世代であることに悩む人は少なくないようで、質問サイト「Yahoo!知恵袋」で「ゆとり」と検索すると、

「本当に、私はゆとり世代なんかに生まれたくは無かった」
「ゆとりといわれるが、自分からなったわけじゃないのに・・・・と思います」
「ゆとり世代、ゆとり世代とばかにする大人がいますが、ゆとり世代でも切れ者はいますよね」
(すべて原文ママ)

など、“ゆとり”というレッテルを貼られることに対して強いフラストレーションを感じている“ゆとり世代”の若者が多数存在することが分かる。

2011年度から順次、新学習指導要領を実施している文部科学省は、公式ホームページ上のQ&Aコーナーで、「『ゆとり教育』から『詰め込み教育』へ転換するのですか?」という想定質問に対し、「『ゆとり』か『詰め込み』かということではなく、基礎的・基本的な知識・技能の確実な定着とこれらを活用する力の育成をいわば車の両輪として伸ばしていくことが必要です」と答えている。この教育制度がどのように影響を与えているかは不明だが、“ゆとり世代”というレッテルへの抵抗は、若者の間で根強いようだ。

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