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「母さん助けて詐欺」はわかりにくい?

2013.05.15 WED

噂のネット事件簿


警視庁の公式サイトでは、「母さん助けて詐欺」への注意喚起を行う特別ページも設置されている ※この画像はサイトのスクリーンショットです
「振り込め詐欺」に代わる新名称を一般から募集していた警視庁は5月12日、「母さん助けて詐欺」を最優秀作品に決定したと発表した。

「振り込め詐欺」と呼ばれる犯罪の約7割が現金を手渡しでだまし取る犯行であることから、「振り込め詐欺」では手口を的確に表現していないということで、警視庁が新名称を募集していた。郵送のほか、ツイッター上でハッシュタグ「#振り込め詐欺新名称」をつけてつぶやくだけという、かなりシンプルな募集方法も採用されていたためか、1万4104件の応募があったという。そして、最優秀作品に「母さん助けて詐欺」、さらに優秀作品に「ニセ電話詐欺」と「親心利用詐欺」が選ばれた。

今後、新名称として使われていくであろう「母さん助けて詐欺」だが、ネット上での評判はイマイチの模様。2ちゃんねる「【超速報】 『振り込め詐欺』の新名称発表! 期待の最優秀作品は…。」というスレッドでは、

「『助けて詐欺』
でよかったな
長いと分かりづらいし」
「なんか犯人側に同情する余地があるような印象を受けるが大丈夫か」
「振り込め詐欺の方がわかりやすいだろ」
「まあ、助けて詐欺に落ち着くだろうだな」
「名称増やしてややこしくして得をするのは誰?」

などと、わかりにくくなってしまったと考えるネット住民が多く、「母さん助けて詐欺」ではなく「助けて詐欺」で十分ではないかとの意見もあった。

これらの反応を受けた、警視庁犯罪抑止対策本部の公式ツイッターは、新名称発表の翌日に、

「(昨日発表した新名称の評判が(´・ω・`)な感じではありますが、それはそれとして、これから普及に努めます…)(甲)」

と、投稿。どうやら新名称に対するイマイチな反応は、公式アカウントにも届いているようだ。また、同アカウントでは、「オレオレ詐欺入電中」あるいは「還付金詐欺入電中」という書き出しで、最新の「振り込め詐欺」情報を発信しているが、新名称決定後も「オレオレ詐欺」「還付金詐欺」という言葉を引き続き使用している。この点についてはツイッターで、

「本日も『オレオレ詐欺』の語句を用いた情報を提供しています。オレオレ詐欺は、従前使用していた『振り込め詐欺』の手口の一つです。また、『母さん助けて詐欺』等の新名称は、広報啓発のために用いるものです。これにより『振り込め詐欺』等を使わなくなるというものではありません。」

と説明している。「母さん助けて詐欺」という新名称はあくまで広報活動のために使い、その他では「振り込め詐欺」という言葉も使用し続けるとのことで、ネット住民たちの違和感も払しょくされそうだ。

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