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「児童ポルノCG販売で逮捕」に衝撃

2013.07.17 WED

噂のネット事件簿


「CGも児童ポルノ」の見出しに衝撃を受けたネットユーザーも少なくなかった ※この画像はサイトのスクリーンショットです
警視庁少年育成課は、18歳未満の少女の裸の写真をもとに作成した画像(CG)を販売した岐阜市のデザイナーの男(52歳)を児童買春・ポルノ禁止法違反の容疑で逮捕した。写真以外の画像を児童ポルノとして摘発したのは、国内では今回が初めてのケースとなる。

MSN産経ニュースによると、容疑者は過去に出版された9~14歳くらいの少女の写真集をスキャンし加工。それらの画像をまとめてネット上でダウンロード販売していた。容疑者が作成したCGは写真と見分けがつかないほど精巧だったため、警視庁少年育成課は、二次創作物であっても実在する少女の権利を侵害していると判断し、逮捕に至ったという。

現在国会では、自民党、公明党、日本維新の会が連名で提出している児童ポルノ禁止法改正案が継続審議中。この改正案には、児童ポルノの単純所持禁止が含まれているほか、漫画やアニメに登場する“非実在青少年”の性的な表現と犯罪行為との関連について調査研究を行い、3年後をめどに措置をとる、という検討条項が盛り込まれている。この点については、表現の自由の規制につながるのではないかと、アニメ・漫画業界から反発を受けている。

そんななか、CGの児童ポルノが初めて摘発されたことに、ネット上でも驚きの声があがっている。2ちゃんねるの「児ポCG販売でCGデザイナー逮捕  始 ま っ た な」というスレッドでは、以下のような意見が寄せられていた。

「かなりのエロ同人誌終わるんじゃないのこれ
アニメ漫画って未成年ばっかだろ」
「デッサン力があるほど逮捕されるという時代も近いな」

写真そのものではなく、CGの販売が摘発されたということで、漫画やアニメなども摘発の対象になるのではないかと懸念するネットユーザーが続出しているのだ。

ただ、今回摘発されたのはCGとはいっても、写真を多少加工した程度のものであり、漫画やアニメのように描かれた創作物ではない。そういった事情を理解するネットユーザーも多く、

「児童ポルノ写真集をデジタル化、フィルタ処理して売ったんだから、
児童ポルノ法違反そのものでしょ」
「どっちかというと著作権、肖像権でアウトだろこれ
ただの写真コピーじゃん」
「単なるスキャン加工じゃん
これで絵だからオーケーはさすがに無理ある」

などと、今回の事件を冷静にとらえる意見も少なくなかった。

いずれにしろ、ネットユーザーたちが今後の児童ポルノ禁止法の動向に高い関心を持っているということだけは、間違いないようだ。

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