主力缶コーヒー売上高アップの秘訣

自販機にアイトラッキング…とは!?

2013.09.05 THU


“アイトラッキング”による視線の集中度を示す 「ヒートマップ」
猛暑だった今年は、熱中症対策としてのマメな水分補給がしきりにさまざまなメディアで推奨されていました。というわけで、みなさんもこの夏は、特に飲料水の自動販売機にはお世話になったのではないでしょうか。通勤時の路上に、駅のホームに、果てはオフィスにと、ビジネスマンの動線上にはあらゆるところに置かれている自販機で水分チャージができたおかげで、真夏の炎天下にも、なんとか仕事を全うすることができたという人も少なくないはず。

さて、そんな自動販売機ですが、棚に並んだ商品の配列には近年、科学的な調査をもとにしたマーケティングデータが利用され始めたことをご存知でしょうか。ダイドーが採用した“アイトラッキング”がそれ。

“アイトラッキング”とは、カメラが仕込まれた専用のメガネをかけることで、人がどこを見ているのか、その視線の動きを記録する技術。これを利用して、自販機を前にした人が商品棚のどこを中心に見ているのか、視線分析を重ねた結果、左下隅に視線が最も集まることが判明したとのこと。これは、「商品棚を見る人の視線の動きは、まず左上から右へ、続いて上段から下段へ」というこれまでの流通業界の常識“Z型”を覆す新発見! 事実、この分析結果をもとに、主力のコーヒー類を左下隅に配置する戦略を打ち、CMやPOP、商品パッケージのデザイン製作にも生かしたところ、主力缶コーヒー売上高アップに大きく貢献したのだとか! うーん…自販機の世界、侮りがたし!

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