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黒バス脅迫 商品撤去に歯がゆい思い

2013.11.06 WED

噂のネット事件簿


脅迫事件が相次ぐ『黒子のバスケ』。最新単行本24巻は10月に発売されたばかりだ
週刊少年ジャンプに連載中の『黒子のバスケ』の単行本や関連グッズの販売中止を求めて複数の大手書店に脅迫状が届いている事件で、各書店の対応が分かれており、ネット上でも話題となっている。

“関連商品を撤去しないと、客に危害を加える”という内容の脅迫文が届いている今回の事件。TSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブは、10月28日から全店舗での関連商品の撤去を決定。また、書店チェーンの有隣堂も、11月4日までの関連商品一時撤去を行った。

一方、同様の脅迫状が届いている紀伊國屋書店、三省堂書店、ジュンク堂書店などは、関連商品の販売継続を決定している。

1年ほど前から頻発している『黒子のバスケ』に関する脅迫事件。作者である藤巻忠俊氏の出身校・上智大学に同氏を中傷するビラと薬品の入った容器が発見されたことから始まり、その後、複数の関連イベントに脅迫状が届き、中止に追い込まれている。また、2013年10月15日には全国の書店だけでなく、コンビニ各社やマスコミにも犯行声明文が届いている。

今回の書店の対応について、ネット上でも意見が分かれているようだ。全商品を撤去したTSUTAYAや有隣堂に対して、2ちゃんねるの「【社会】『客に危害を及ぼす』ツタヤに脅迫、「黒子のバスケ」関連商品を店頭から全て撤去★2」というスレッドでは、

「またテロリスト大勝利かよ
なんとかできんのか」
「ツタヤを責められんなあ事が起きてからじゃ遅いし…」
「TSUTAYAの対処はどうなんかな?
確かに客を守るための最善の対処法なんだろうけど、
TSUTAYAは作品を売る場所でもあってその作品を買う客もいるわけなのになぁ
即撤去な対処法はなんか釈然とせんわ」

などと、客の安全を確保するためには仕方ない判断だという意見もあるが、脅迫に屈してしまったことを歯がゆく思うネットユーザーが多かった。一方、販売継続を決定した書店に対する反応をツイッターで見てみると、

「ジュンク堂等の対応は拍手ものだと自分は思う、ええかげん脅迫状に屈するのはいかんわ」
「書店としてのプライドを守るため毅然とした態度を取った老舗書店に敬意を表したい」
「書店さんも苦しいと思うのです。買い物に来て呉れるお客の安全を守れるか、作者から読者に届ける預かりものを守り続け矜恃を守るか。撤去の書店は責められぬ。撤去せぬ書店の心を頼もしく思う。許せぬのは卑怯千万の脅迫犯也」

と、脅迫に屈しない態度を強く支持するという意見が多い。

脅迫文では上智大学の学園祭最終日となる11月4日を「Xデー」に指定していたが、大きな混乱は起きず、とりあえずはひと安心といったところ。とはいえ、最初の脅迫事件が発生してから1年以上が経っているにもかかわらず、犯人逮捕には至っていないのも事実。ネット上では「警察は何をやってるのかと言いたくなるな」といった声も聞こえてくるように、いち早い事件解決が待たれている。

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