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電子書籍には表紙はいらない?

2014.01.15 WED

噂のネット事件簿


例えば、こんな感じ。「安くなるならOK」の声も ※この画像はサイトのスクリーンショットです
1月8日に配信された角川文庫のキンドル版の表紙が、「シンプルすぎる」として、ネット上で話題となっている。

角川文庫は同日、およそ170点の作品のキンドル版を発売した。そのラインナップは、松本清張、森村誠一、城山三郎、開高健、寺山修司といった大御所や、ビートたけし、森博嗣、酒井順子、花村萬月といった当代きっての物書きたち、シェイクスピア、エドガー・アラン・ポー、モーリス・ルブラン、マルキ・ド・サドなど多士済々。しかし問題なのは、それらのキンドル版作品の表紙だ。

例えば城山三郎の『男たちの経営』を例にデザインを説明すると、まず中央に大きく「男たちの経営」という文字が記され、その下に「城山三郎」、さらにその下に小さく「角川書店」と表記。それ以外に、絵、写真、イラストの類は一切なく、上下に帯状に水色の2本の線が入っているだけ。非常にシンプルなもので、辛うじて帯状の線の色が、「男性作家=水色」「歴史=茶色」「女流作家=桃色」「海外=青」などで色分けされ、差別化が図られている。

こうした表紙デザインに対し、ユーザーの意見は割れている。キンドル情報を提供するサイト「きんどるどうでしょう」の「角川文庫『表紙なんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのです』松本清張から森博嗣、シェイクスピア、ビートたけしまで新刊143冊から個性が消えました」という記事には、600件以上のツイートが寄せられており、

「kindleならOKでは?表紙なんか見た事ありません」
「シンプルでいいと思います」
「これはいい。萌絵みたいな変なカバーにするくらいならこっちの方が何万倍かまし」

と、好意的な声があがる一方、

「これ、画像があがるまでの暫定版のイメージだと思ってた・・・このままなんだ・・・」
「装丁って大事だと思うんだけどなぁ」
「うわあ・・・こんなもん端末に入れてもちっとも楽しくない」

と、否定的なコメントも多数登場。同じ本好きであっても、装丁に寄せる思いには、大きな差があることが浮き彫りになっている。

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