高さ105m! 滝にもなるランドマーク

巨大ソーラータワーがリオ五輪に!

2014.05.26 MON


(C)RAFAA architecture & design
無難な話題の横綱クラスといえるのが、天気とスポーツ。とくに地元の球団やサッカーチームともなれば、たとえ熱心なファンでなくても知識・関心ともに豊富な人が多いから、出張先で会った人と打ち解けるには格好のネタといえよう。ちなみに横綱といえば、年配者はかなりの確率で大相撲ファンだから、横綱の取組成績くらいは毎日チェックしておくと話題作りに役立つこと請け合いだ。

さてスポーツといえば今盛り上がっているのが、2020年夏季オリンピックの東京への招致活動だ。今年9月のIOC総会で立候補都市から開催地が選ばれるわけだが、その日に向けてオリンピックがこの夏の大きな話題となることは間違いない。そこで今回は、五輪がらみのニュースをひとつ紹介しよう。

2016年の夏季オリンピック開催地はリオデジャネイロ。南米初の五輪となるこの大会でブラジルが打ち出したテーマが、これまた史上初となる「環境インパクトゼロ」の五輪開催だ。

そんなリオ五輪の象徴として計画されているのが、グアナバラ湾の小島にそびえ立つ「ソーラーシティ・タワー」だ。高さ105mの巨大なこの塔は、なんと人口の滝にもなるのだという。

その仕組みは、太陽光発電+水力発電だ。塔の基部に並んだソーラーパネルが選手村に電力を供給し、余剰電力で海水をくみ上げて水力発電に利用する。その水を塔にそって流すことで、滝のように見せることができるというのだ。

さらに、塔の頂上には展望広場が設けられるほか、塔の基部には円形劇場型のエントランスも造られて、海抜60mの高さから対岸の街並みが臨めるという。

オリンピック級国際イベントのランドマークと聞いてまず浮かぶのは、大阪万博のシンボルとして築かれた「太陽の塔」だ。その個性的な造型は見る者に強いインパクトを与え、万博から43年を経た今も万博公園にそびえ続ける。

いっぽうリオの「ソーラーシティ・タワー」は、見た目のインパクトはもちろん、クリーンエネルギーによる実用性も兼ね備えていることが大きな特徴だ。コルコバードの丘にそびえる巨大なキリスト像とならんで、リオのランドマークとなるのだろうか。
(待兼音二郎)

※この記事は2013年5月に取材・掲載した記事です

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