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ミックスCD無断販売で摘発に波紋

2014.04.25 FRI

噂のネット事件簿


当然だが、メジャーレーベルからリリースされているミックスCDは、権利者の許諾を得ている
熊本県熊本南警察署は4月18日、無断で楽曲を編集したCD-Rを通販サイトで販売していた福岡県の30代男性を著作権法違反の容疑で送致した。

男性が販売していたのは、いわゆる「ミックスCD」と呼ばれるもの。一般的には、DJプレイを1枚のCDに収録したもので、「選曲」「つなぎ」、さらには「楽曲の加工」といった要素を含めて、DJの「作品」としてとらえられることも多い。

とはいうものの、楽曲の権利者の許諾を得ずに「ミックスCD」を作り、配布・販売することは当然著作権侵害にあたる。また、CDという形でなくても、権利者に無断でDJミックス音源をネット上で公開することも、同様に著作権侵害だ。

しかし、ネット上には数多くのDJミックス音源が公開されているのも事実で、その多くが無許諾のものだ。また、それらのDJミックスを作品として楽しんでいるリスナーも多く、ツイッターでは今回の事件について、

「一つの文化を全否定だな。厳しいし、寂しい」

と、残念がる意見や、

「編集って『DJ的MIX』行為なのか、『好きな曲焼いた』行為なのかはっきりしないから、これ以上なんとも」
「単に寄せ集めだったのかリミックスしたノンストップアレンジとかだったのかで
評価が変わるが」

などと、「オムニバス形式」で楽曲を編集したのであればNGだが、「DJミックス」であればOKとの解釈をしているネットユーザーもいた。

しかし、前述のとおり、DJミックスであっても、権利者の許諾を得ていないのであれば、著作権を侵害していることには変わりない。それを踏まえたうえで、「DJ」という文化を尊重するためのシステムが必要との意見もあり、ツイッターでは、

「ミックスCD販売で逮捕のニュース、これから同一ケースでの逮捕増えてくのかな? 無許諾での販売や無料配布はグレーどころか真っ黒だから当然だし罰するべきではあるけど、もう少し許諾をとりやすいシステムがあればいいのにと思う」
「ちゃんと許可取れる仕組み作っておけば音楽業界にもメリットがあると思う」

など、権利者への許諾を取りやすくする仕組みを考えるべきだという声も多く寄せられている。

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