“振込ませ型”はもう過去の手口!! 

オレオレ詐欺の最新手口とは?

2014.05.15 THU


犯人逮捕のため、詐欺と気付かぬふりをして電話を受け110番通報する「だまされたふり作戦」への協力を警視庁は呼びかけている イラスト/りゃんよ
平成25年のオレオレ詐欺被害件数は前年比48%増の5383件。被害額は約170億7678万円、1件平均300万円以上…!! 退職金を手にする60歳頃から狙われ始めるとのことで、20~30代の方はご両親にそろそろ注意喚起をしてあげたいところ。では、最新のオレオレ詐欺は一体どんな手口? 警察庁安全局生活安全企画課の平井隆さんに聞いてみた。

「ここ数年、金融機関を通じて振り込ませるのでなく、犯人に直接現金を渡させる“受取型”が主流となっています。会社のお金を使い込んだ、投資で失敗したなどのトラブルを口実に息子の知人を演じる犯人が自宅へ来るという大胆な手口なのですが、ATMへ行くまでの冷静になる時間を与えないうえに、犯人も口座を作る必要がないため、現在のオレオレ詐欺の約8割がこの“受取型”となっています。他にも『口座が悪用されているため更新手続きが必要』などの嘘で暗証番号とキャッシュカードを入手し現金を引き出すという方法も存在します」

犯人に直接渡すなんて悔しい…!!

「さらには“受取型”の進化系で、バイク便で現金を配達させるという方法も散見されます。犯人が直接顔を合わせずに済むうえ、配達先を毎回変えることができるため足がつきにくい、巧妙な手口です」

…何か親のためにできる対策はないの?

「週に一度は連絡を取り、不審な電話に気付けるようにしてあげることが最も効果的ですが、警視庁とレッツコーポレーションが開発した『振込め詐欺見張り隊 たいへんだぁ』(呼び出し音が鳴る前に「会話を録音します」というアナウンスを流し、犯人を警戒させる通話録音機)などをプレゼントすることもオススメです」

「自分は騙されない」と言うタイプほど騙される傾向にあるとのことなので、両親がそんな発言をしたら特に注意を!!
(黄 孟志)


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