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結局ネットで勝つのは旧メディア?

2014.06.30 MON

噂のネット事件簿


「紙」という形態ではなくなっても、最終的に生き残るのは新聞? ※この画像はサイトのスクリーンショットです
ドワンゴの川上量生会長が、ネットメディアの将来について、“日経や朝日新聞などのオールドメディアが圧勝する”と分析。ネットユーザーの間で話題となっている。

いわゆる「新聞離れ」は、数字が証明している“はず”だ。日本新聞業界のデータによれば、2000年におよそ5371万部だった新聞の発行部数は、2013年には約4700万部に、総務省の発表による新聞の1日あたりの購読時間は2005年の13.99分から、2010年には9.55分に減少。昨年度の総務省の調査では、20代のネット利用時間は136.7分なのに対し、新聞購読時間はわずか1.4分となっており、紙からネットへの移行が新聞業界の大きな課題となっている。

しかし川上会長は、6月25日にダイヤモンド・オンラインで公開されたインタビューで、ネットの現在について、「ネット系のメディアで勝っているのは、日経と朝日の2社」と語っている。川上氏は、ネットを席けんする無料モデルについて、

「自分で取材しないで、他媒体のニュースを集めたり、そのニュースを見て記事を書いたりしています。ページビュー(PV)を集め、広告収入を得るというモデル」
「そういうメディアが多数でてきたために過当競争になり、市場が荒れ地と化しました」

と分析する一方、オールドメディアについて、

「結局、コンテンツを自ら作っているところが勝つと思います」
「そもそも、ニュースのレベルが違いすぎる。記者の数も違うなど、体制が違いすぎる」

と語り、現在月額4000円超の購読料で10万人単位の読者を抱える日経を筆頭とするオールドメディアが、ネット系でも圧勝すると述べている。

この記事は、公開から2日後までにツイッター上で800人以上にツイートされており、

「相変わらずいいこといってるなぁ」
「さすが川上さんは冷静な分析をするなぁ」
「ほんとその通り」

など、川上氏の分析に納得する人が相次いでいる。ドワンゴは、有料会員をサービスの主体としているうえ、今年10月にはKADOKAWAとの経営統合を予定。ツイッターユーザーからも支持を得た川上氏の分析のもと、着実に生き残りへとまい進しているようだ。

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