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新宿焼身 海外でも「三島」で注目

2014.07.01 TUE

噂のネット事件簿


ワシントンポストの記事より。英BBCなどでもこの出来事は報じられている ※この画像はサイトのスクリーンショットです
6月29日午後2時頃、東京・JR新宿駅南口近くの「ミロードデッキ」と呼ばれる歩道橋上で、男性が自らの体に火をつける事件があった。日曜日の昼間、人が多く集まる大都会で起きた衝撃的な出来事であり、現場は騒然。その場に居合わせた複数のツイッターユーザーが写真を添えて現場の模様を投稿し、ネットユーザーを大いに騒がせる事件となった。

そして、多くのネットユーザーがこの出来事を受けて想起しているのが、1970年11月25日に陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地内に立てこもり、自衛隊の決起・クーデターを促す演説をした直後に割腹自決した作家・三島由紀夫だ。

新宿の男性は焼身する前、集団的自衛権に抗議する演説をしていたとされており、政治的な意見を述べた後に自決をはかるという一連の行動が、三島を思い出させているのである。そのようなツイートの一部は、以下の通りだ。

「新宿の焼身自殺行為の話を見て、三島由紀夫の切腹に思いを馳せる。なんだか、似てる」
「個人的には44年前の三島由紀夫の割腹事件にも無反応だった日本人が、今回の焼身事件に無反応なのは当たり前だと思う」
「なんつーか、日本はまだまだ三島由紀夫の今際の訴えのファンが多いんだな、ということを認識した」
「三島由紀夫が割腹した時だって、階下の地上から嘲笑や野次が飛んでいた」

また、この出来事は海外のニュースサイトでも報道。ワシントンポストの記事にも、「Yukio Mishima」というワードが登場し、1970年の事件のことを説明している。三島は、国際文学賞も受賞したことがある作家ということで、海外でも著名。そのような因果から、新宿の出来事は海外でも注目を浴びているようだ。

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