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広島被災地 悪質デマに要注意

2014.08.28 THU

噂のネット事件簿


広島県警もデマの火消しに躍起。ツイッター上には、「関東大震災の教訓がまったく活かされていないことの情けなさに泣けてくる…」という声も寄せられている。 ※この画像はサイトのスクリーンショットです
8月20日に広島県広島市で発生した土砂災害は、10名以上の行方不明者の捜索活動が今も続いているが(28日時点)、ツイッターでは現場付近に関する悪質なデマが次々と登場。一部に関しては、警察が対応に追われる事態となっている。

8月21日、毎日新聞に「広島土砂災害:人手も物資も足りぬ…不安・疲労、住民襲う」という記事が掲載され、被災地で空き巣が発生していることが報じられた。すると一部のネットユーザーから、

「3.11のときも外国人窃盗団がやらかしたという。どうしてそんなのが日本国内にいるんだよ」
「テロリスト泥棒民族の血が騒いじゃうんだろな。病気だ」

など、まるで犯行が外国人によって行われたかのような差別ツイートが登場。広島県警広報は26日、「外国人の犯罪という情報はない。現時点で容疑者が逮捕されたという情報もない」と発表し、デマ情報を明確に否定した。

また8月23日には、広島市安佐南区八木地区在住を名乗る人物から、

「私の家の近所のコンビニ2軒はマスコミ関係者の食糧買い占めにより、私たちには弁当やパンが買えません(中略)なので毎日八木から車で渋滞に巻き込まれながら遠くのスーパーまで買い出しです」(一部抜粋。アカウントはすでに消去済み)

というツイートが発信されると、1万人以上に引用され、

「なんで現地を困らせてるんだっ!取材に行くにしても、少しは考えろってんだ!」
「こういうことの積み重ねで、 マスコミは信用をなくしたのです」
「住民の邪魔するなら、早く帰れ」

など、痛烈な批判があがることとなった。しかし一部ツイッターユーザーから、ソースがないこと、類似の報告が一切ないことなどを理由にデマを疑う声があがり、あるツイッターユーザーから、

「安佐南区災害対策本部に電話したところ『そういった情報はこちらには入っていない』とのことです。なお安佐北区災害対策本部も同様」

というツイートが登場して、「コンビニ買い占め」もデマツイートの疑いが濃くなっている。第一に非難されるべきは、根拠のない情報を安易に発信した人だが、他のツイッターユーザーも、ソースのはっきりしないツイートは無闇に拡散しないほうがよさそうだ。

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