現代パパの進化論

パパになると何が変わるの!?

2014.09.19 FRI

現代パパの進化論


ちなみに、国によって母乳の成分には違いがあるのだとか。日本人の母乳は、他国の人に比べ、魚を多く食べることからDHAが豊富に含まれていることがわかっています(Yuhasら、2006;Ogunleyeら、1991より引用一部改変)

パパが知らないミルクの話とは…



すでに、同僚や先輩から‟子どもが生まれた“報告を受けたことのあるR25世代も多いはず。家族が増えれば、もちろん生活も変化するはず。そこで、初めて子どもができると何がどう変わるのか、実際に子どもを持つ20~30代の社会人男性100人にアンケート(アイ・リサーチ調べ)しました。

まずは「子どもが生まれてから、日常にどんな変化が起こったか」を質問。すると、「自由に過ごせる時間が減った」(46%)、「早く帰宅するようになった」(44%)、「職場で子どもの話をする機会が増えた」(44%)の3つがほぼ横並びでトップ3に。職場でもプライベートでも、「パパ」としての意識が芽生え、子どもと過ごす時間がそれだけ増えるようです。

とはいえ、すべてはかわいい子どものため! 苦労なんてこれっぽっちも感じない!? しかし、乳幼児期の子どもの世話については、「思っていたよりも楽」と答えたのはわずか8%。「想像以上にたいへん」(48%)、「想像していた程度にたいへん」(44%)を合わせると、実に9割以上の新米パパが、慣れない子育てに四苦八苦している様子。たいへんだと感じることを具体的に聞いてみたところ、「寝かしつけ」(64.1%)がトップ。他にも「考えていることがわからない」(42.4%)、「急な熱などの体調管理」(39.1%)などが多くあがったが、今回注目したいのは「授乳(粉ミルク)のやり方」が16.3%にとどまったこと。

確かに、母乳をあげられるのは、パパではなく、ママ。そのため、授乳は“母親の仕事”というイメージが強く、ママに任せきりになっているパパが多いのかもしれません。しかし! 共働きなど様々な事情で、「パパと子どもが留守番」というケースも想定されるなか、「授乳」もパパの大切な仕事のひとつ。“パパの母乳”である粉ミルクについて、しっかりと意識しておく必要があるのです!

では、粉ミルクについて、パパはどんなことを知っておく必要があるのでしょうか。順天堂大学大学院医学研究科の清水俊明教授によると、そもそも母乳は、生物に必要な栄養素を多く含んだ「理想的な栄養源」。なので、粉ミルクもできるだけ母乳に近い成分のものを選ぶことが重要なのだとか。なかでも、近年注目されているのが「アラキドン酸」と「DHA」だといいます。アラキドン酸は、乳幼児の脳の発達に不可欠な成分。しかし、乳幼児は体内でアラキドン酸を合成する能力が未発達であるため、母乳から摂取しなければなりません。また、脳の働きを活発にしたり、記憶力や学習能力を高める働きがある成分として有名なDHAは、アラキドン酸と組み合わせることによって、その効果をより期待できるとのこと。脳の重さは、1歳で大人の70%ほどまで成長するといわれていることからも、乳幼児期にこれらの成分をしっかりと摂取することが重要なのです。しかし、「アラキドン酸が注目されてから日が浅いこともあり、アラキドン酸の含有量は粉ミルクによってバラバラ」(清水教授)というのが実情とのこと。子どもの健全な成長を願うパパの務めは、成分をしっかり吟味した粉ミルク選びにもありそうですよ!

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