太古から家畜化! 人類史上のメー脇役

未年に!超厳選「羊」トリビア10

2015.01.01 THU


羊をペットとして飼っている人もごくまれにいるが、毛の刈り取りや、予防接種などの世話が大変とのこと
毛がモコモコで「メー」と鳴く。羊に対するイメージといえば、そんなところだ。しかし、2015年の干支は羊(未)。羊に関するトリビアを仕入れておけば、飲み会のトークなどで役立つかもしれない。

調べてみると、「ほう」と唸る情報がいろいろと出てきた。

・人類史上最古の家畜(犬を除く)で、中国では8000年前から飼育されていた
・腸は1頭から30m以上も採れる
・その腸はウィンナーソーセージの皮、ギターの弦などに使われる
・骨と目玉以外はすべて使えるので「ムダの出ない家畜」と呼ばれている
・羊羹はもともと中華料理で「羊肉の煮こごり」を指す
・品種改良が繰り返されたため、現在では世界で約1000種の羊がいる
・オスは幼少時にラム肉として出荷されるので、牧場の羊のほとんどはメス

羊、なかなか奥が深いじゃないか。この勢いで専門家にも聞いてみた。まずは、約600頭の羊がいるマザー牧場。

「想像以上に頭がいい動物ですよ。教え込めばお手もしますし、うちでは150頭の羊による『大行進』が人気のショーになっています」(エンターテイメント課・榎 繁さん)

おお、羊のお手か。かわいいではないか。続いて、綿羊の品種改良などを行っている家畜改良センター十勝牧場。

「羊は前歯が特徴的。下あごには8枚あるのに、上あごに1枚もない。草を食べる時の上あごと下の歯で挟んで引きちぎる動作は、これが理由なんです」(業務第二課長・河野博英さん)

たしかに、そうやって食べていますね。前歯は草を引きちぎる役割、食べた草は奥歯(臼歯:上下左右24枚)でしっかりと噛みつぶす。反芻動物だから何回も噛み返しをするんだとか。

最後に、石川県立大学で家畜の飼料を研究している石田元彦教授。石田先生の研究室では、13頭の羊を飼っている。

「不思議なのは乳首の数。羊は1対で2個しかないんです。牛は2対で4個だし、他の動物もたいてい4個から10個はある」

羊の乳首の数は人間と同じ。そう考えると、メス羊を見る目も少し変わってきそうだ。
(石原たきび)

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト