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『21世紀の資本』挫折者続出か

2015.01.10 SAT

噂のネット事件簿


世界的に注目を集めている本書。じっくり読んでみたい大作だ ※この画像はサイトのスクリーンショットです
フランスの経済学者・トマ・ピケティ氏の著作『21世紀の資本』が世界的に話題となっている。その日本版は12月初旬に発売されたが、700ページ以上におよぶ大著を読み終えた人は、どのような感想を持ったのだろう?

『21世紀の資本』は、パリ経済学校・教授のピケティ氏が世界各国の膨大なデータを分析し、富の分配や格差の拡大について論じた本。“資本主義が発展すれば格差は解消される”という従来の経済学の考え方とは真っ向から対立するピケティ氏のこの本は、世界中でベストセラーとなっている。

多くの本屋で平積みされ、Amazonランキングでも全書籍中2位(1月9日13時30分時点)というこの『21世紀の資本』。ネットを見る限り、なかなか好評のようだ。1月9日現在、Amazonには29人からカスタマーレビューが寄せられているが、そのうち22人は「星5つ」(5点満点)と評価。

「読みながら、また読み終わってからも、深い知的な興奮と満足感を味わえる経済学の本」
「ネオリベ(編集註:ネオリベラリズムの略。「新自由主義」の意味)に苦しめられている全日本国民必読の書」
「本書が多くの方々の手に渡り、多くの優秀な方々が著者に追随する機会となることを心から願います」(カスタマーレビューより一部抜粋)

と、最上級の賛辞が寄せられている。

一方ツイッターを見ても、

「この正月、ピケティの『21世紀の資本』に挑戦中」
「お正月なんだから21世紀の資本でも読むか」
「正月休みぎりぎりで、予定通りピケティの『21世紀の資本』読了」

と、年末年始の休みを利用して『21世紀の資本』に挑戦した人は多かったようだ。こちらの感想を見ると、

「データに基づく、非常にわかりやすい本です」
「わかってないところもありそうな気はしますが、思っていたよりは理解できたかと」

と、きちんと内容に関する感想もあるものの、それ以上に目立つのは、

「年末年始のうちに読み終えられなかったのは、やっぱり痛かった。 仕事始まっちゃったら、読んでるヒマねーや」
「年末年始はいろいろとあって150ページくらいしか読めなかったよ」

など、挫折組の存在。また、その分厚さから、

「僕にとっては枕って感じ」
「寝転びながら読んでいたら手を滑らせて顔面激突させた」
「21世紀の資本を持って帰省する
半端なく重くて若干後悔し始めてる」

と、内容とはまったく関係のない感想も多く、とりあえず買ってはみたものの、読み終えてはいない人もかなりいるようだ。

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