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続々登場のウェアラブルに暗雲?

2015.01.21 WED

噂のネット事件簿


個人向けの販売停止が発表された「グーグルグラス」。開発が終了したわけではなく、新バージョン登場の予定もあるという ※この画像はサイトのスクリーンショットです
アクセサリーや洋服のように身に着けて使用するウェアラブルデバイス。スマートウォッチと呼ばれる腕時計型の端末を筆頭に、いろいろなタイプのウェアラブルデバイスが登場しつつある。

たとえば、1月6日から9日にアメリカ・ラスベガスで行われた世界最大の家電見本市「2015 International CES」では、スマートフォンと連動するズボンのベルト「BELTY」が発表された。歩数計などを搭載しているほか、スマートフォンの操作で、ベルトを締めたり緩めたりできるという。また、1月19日には富士通が、自動車の運転中にドライバーの眠気を検知するウェアラブルセンサー「FEELythm」を発表、2月から運輸業向けに販売を開始する。さらにアップルのスマートウォッチ「Apple Watch」も今年の春発売とみられており、ウェアラブルデバイスへの注目度も高まりそうだ。

しかし、この発表・販売ラッシュの一方で、雲行きが怪しくなるようなニュースもある。米・Googleが、1月15日(現地時間)、メガネ型ウェアラブルデバイス「グーグルグラス」の個人向け販売を中止すると発表したのだ。

その発表によると、「グーグルグラス」の開発は研究部門「Google X」で進められていたが、今後は独立したプロジェクトとして新体制に移行するとのこと。開発を終了するわけではないものの、ツイッターでは、

「メガネ型アイテムはやはりうざったいのでは?」
「あらま。ま、テクノロジーオリエンテッド(※)でうまくいったものってないもんね。ウェアラブルにはまだ興味はあってもニーズがないわけで」
※消費者ニーズから製品を創出するのではなく、新技術を軸とした製品開発をすること

などと、その技術に対する需要もそれほど高くはないのではとの指摘がされていた。また、

「グーグルがグーグルグラスの個人向け販売を打ち切ったそうだが、プライバシー侵害によるテクノロジーへの対抗は今後もあるだろう」
「まともに扱えるリテラシーを育まないといけない代物だと思うんですよね」
「対面でこれかけられたら気持ち悪いんで、そういう人いたらかけないで~と言おうとは思ってたけど。個人向け販売中止ってことはそういう反応が多いのだろうね」

などの意見も。かねてより、メガネ型端末によるプライバシー侵害や“盗撮”の問題が取り沙汰されていたが、その防止策やユーザーのリテラシーについての議論が活発に重ねられている。

革新的な機能が次々と開発されているウェアラブルデバイス。一般への普及が進むためには、製品の利便性追求だけでなく、ユーザーのリテラシーも高める必要がありそうだ。

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