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30年後 手塚、太宰の人格蘇る?

2015.02.14 SAT

噂のネット事件簿


現代人はデジタル空間に自分の“足あと”(ライフログ)を多数残している ※この画像はサイトのスクリーンショットです
1月3日から2月8日まで、全5回のシリーズで放送されたNHKスペシャル『NEXT WORLD 私たちの未来』(NHK総合)。第4回「人生はどこまで楽しくなるのか」の放送では、亡くなった人がデジタル空間に残した「ライフログ」をもとに人格を再現し、「デジタルクローン」を作り上げる試みがあることが紹介された。この「死後も人格が生き続ける」というセンセーショナルな内容が、ネット上で話題となっている。

「ライフログ」とは人の生活全般のデータ、記録を指す言葉。心拍数や体温などの生体情報や、その人にまつわる画像・動画・音声・位置情報、ブログやツイッターなどのSNS上のデータなども含むとされている。

人が亡くなっても人格が生き続ける、という話題に、ツイッター上では、

「デジタルクローンと言うよりデジタルゴーストだよなあ。
ワンマン社長とかが自分のそれを残して、ずーっと会社を経営してたらやだなぁ」
「デジタルクローンが罪悪感も永遠に保持し続けたら地獄だろうな」

など、複雑な思いを抱く声が多く投稿されている。

また、

「NHKのNEXT WORLD、怖いなぁ……。2045年にはデジタルクローンをコンピューター上で完成させることも可能なんだな。亡くなったhideのデジタルクローンを作り、新曲を生み出すことも可能なんだろう」
「そういえばデジタルクローンや自己学習AIが出てきて作品なども生産できるようになったら命の概念はどうなるんだろう、手塚治虫やモーツアルト、太宰治でも永遠に新しい作品を作り続けたんだろうか」

などのツイートも見られる。今回番組で紹介された技術では、ライフログの残っていない過去の人物の人格を再現するのは不可能だと思われるが、著名な芸術家などの人格がもし再現可能となれば、本人の死後も芸術作品を残せるのでは…という夢のある内容を想像している人も多いようだ。

番組のWebサイトには「あなたが亡くなった後、残された家族がアルバムを見てなつかしむのではなく、デジタルクローンと言葉を交わすようになる時代が来るのも、そう遠い未来ではないのかもしれません」と記されており、実現すればまさにSFに描かれた未来の世界。2045年以降には実現するとのことだが、果たして。

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