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「隠れ家」の口コミ掲載 訴訟に

2015.02.26 THU

噂のネット事件簿


「平成26年版 情報通信白書」(総務省)によると、平成25年末のインターネット利用者数は1億人を超え、人口普及率は82.8%。ネット人口が増え続けるなか、もはや「隠れ家」は成立しない?
「隠れ家」をうたうバーの情報がグルメ情報サイト「食べログ」に掲載され、バーを経営する会社が情報の削除を求めて訴訟を起こしていた。これに対し、大阪地裁が原告側の請求を棄却したことが報じられ、ネット上でも話題になっている。

バーには看板がなく、常連客や、その紹介で訪れた客を対象に営業しており、「食べログ」などのサイトに投稿しないよう呼びかけていたという。だが、ある客が「食べログ」に情報を投稿したことで問題に。判決では、バーがホームページで店名や所在地などの情報を公開していることが指摘され、「公開情報であれば掲載する」という方針から削除要請に応じなかった「食べログ」側の対応は「悪質とはいえず、違法と評価することもできない」とされた。

ツイッター上では、

「まあ、これは勝てないだろうねぇ。隠れてないし」

と、判決を支持する声がある一方で、

「お店は規約に同意して情報流してるわけじゃない。無断使用された情報は削除すべき。隠れ家が台無しよ?営業妨害よ? 」
「店側がこれだけ客を選別し、食べログに載せないと言ってる以上、マナーとして載せるべきではない。掲載を不快に思う客もいる」
「掲載されない自由はないのか…」

と「掲載すべきでない」と指摘する意見も。また「隠れ家的店も食べログも悪くない。投稿するヤツがバカ」と、客の意識を問う声も多い。

お店の情報を手軽に知ることができたり、評価を確認できたりする点が便利なグルメ情報サイト。だが、あまりに広く普及したことで、もはや“隠れ家”的な店は存在できない世の中になりつつあるということだろうか。

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