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オリコン「正常化」改革は十分か?

2015.03.19 THU

噂のネット事件簿


CD付きコンサートチケットを含めて100万枚以上の売り上げを記録した『EXILE PRIDE〜こんな世界を愛するため〜』。2013年の日本レコード大賞も受賞している ※この画像はサイトのスクリーンショットです
オリコン・リサーチは3月16日、コンサートチケットとセット販売されるCDを、今後オリコンランキングの集計対象外にすると発表した。2015年6月1日付のランキングから適用される。

同社の発表によると、「コンサートチケットとセット販売されるCDの価格が市販の通常盤CDの価格と大きく乖離してきたため、合算集計する合理性がなくなっている」「実態としてコンサートチケットの付属品となっている」というのが理由。

“チケット付きCD”の効果で大きなセールスを記録した代表的な作品として、2013年4月に発売されたEXILEのシングル『EXILE PRIDE ~こんな世界を愛するため~』がある。この曲は、EXILEのドームツアー「EXILE LIVE TOUR 2013“EXILE PRIDE”」のテーマソング。ファンクラブで販売された同ツアーのチケットにはこのCDが付属しており、チケットを購入すると自動的にCDの売り上げが増えるというシステムになっていた。

同シングルは、発売初週に推定売上枚数約54.1万枚でオリコンシングルチャート1位記録。その後、コンサートチケットが販売されるごとに、2位や1位に再浮上するという異例のチャートアクションを見せていた。

EXILEのほかにもK-POPのアーティストなども同様の「CD付きチケット」あるいは「チケット付きCD」を販売。結果的に、オリコン上位に食い込むという現象が起きている。

オリコンは「ミュージックカード」と呼ばれる安価な楽曲ダウンロード専用カードについても4月6日付でランキングから集計対象外にすることを発表している。音楽のヒット状況をより正確に反映したランキングを実現するための改革が続いているが、ツイッターでは、

「握手券とか投票券付きも、合算やめたら?」
「チケット付きCDのカウントやめたらまた新しいのでてきそうだけど」
「CD・歌詞カード以外の付録が付属したCDは全部対象外にしないと、意味ない気が。チケット代振込用紙同梱で、他のバージョンと同じ値段だとカウントするんか?」

など、女性アイドルに多い「握手券付きCD」を問題視する声や、新しい形での「おまけ付きCD」が登場するだけなのではないかという意見も多い。

また、そもそもCDの売り上げだけでは音楽のヒット状況を表すことは難しいのではないかとの指摘もあり、

「CDだけじゃまずワカランのでDLやYouTubeの再生回数も加味しないと」
「そんなことより枚数からダウンロード数を含めたポイント制に移行しろと」

と、ダウンロード数やYouTubeでのミュージックビデオ再生回数など、様々な要素を加味したうえでのランキングを求めるネットユーザーも多かった。

オリコンランキングの改革も、ユーザーの視点からするとまだまだ不十分なのかもしれない。

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