上位5位中4校は女子大がランクイン

「良妻」イメージ1位はあの女子大

2015.04.19 SUN


女子専門教育を行う女子大は、男女の機会均等の観点から“時代遅れ”という指摘もあるが、現代においても男性のイメージはすこぶるよいようだ KAORU / PIXTA(ピクスタ)
女性が彼氏や夫の「学歴」を気にする――とはよく聞く話だが、実は男性も似たような一面がある。たとえば「今度の合コン相手、聖心女子大卒のお嬢様だから」と聞けば、テンションの上がる男は少なくない。「そんなのイメージに過ぎない」と頭ではわかっていても、つい先入観で期待を膨らましてしまう。特に結婚を意識する年齢に差し掛かると、将来の“良妻”を見極める参考情報としても、気になってくる男性も多いようだ。

そこで25~34歳の男性200人を対象にネット調査(協力/アイ・リサーチ)を行い、「『結婚したら良い奥さんになりそう』なイメージのある女性の出身大学」を、全国の有名大学30校から選んでもらった。その結果、上位5校の顔ぶれは以下のように。

○「結婚したら良い奥さんになりそう」な大学TOP5(※複数回答)
1位 お茶の水女子大学(71票)
2位 白百合女子大学(44票)
3位 フェリス女学院大学(40票)
3位 青山学院大学(40票)
5位 聖心女子大学(38票)

TOP5のうち、共学校はわずかに青山学院のみ。ほか4校はいわゆる名門女子大という、ある意味ベタなランキングになった。得票数でダントツ1位に輝いたお茶の水女子を選んだ男性の理由は、「おしとやかで優しそうだから」が最も多く、「育ちがよさそうだから」がそれに続いた。実は2位以下の白百合、フェリス、青山学院、聖心もまったく同様の理由で選ばれており、要は男性が求める「理想の奥さん像」がこの2つといえそうだ。

これについて、実際にお茶の水女子大の卒業生と結婚した男性たちに聞いてみると、「おしとやかとはいえないが、優しい」「涙ぐましいほど我慢強い」「共働きで時間がないなか、効率的に家事を行なってくれる」など妻に対する感謝の声が目立った。偶然かもしれないが夫婦仲の良いカップルが多いようで、「良妻賢母」を地でいく女性も少なくない様子。

どんな女性が多いのか卒業生にも聞いてみたところ、「ちゃんと受験勉強を乗り越えてきたせいか、みんな真面目。でも自己主張は強くなく、控えめな女性が多いですね。もともと高等師範学校だった背景もあり、学校の先生や公務員など安定的な職に就いて長く働きたいという志向です。自立心が旺盛でしっかり稼ぐ一方、家事は夫とバランスよく分担している人が多いですね。頭の回転が早く要領がよいので、上手に“良妻”をやれる適応力があるんじゃないでしょうか」とのこと。

ちなみに、同調査で「『結婚したら苦労しそう』なイメージのある女性の出身大学は?」という質問もぶつけてみたところ、1位はぶっちぎりで「東大」(115票)という結果に。「プライドが高そうだから」という理由が圧倒的に多く、高学歴な女性に対する男性の本音と偏見が垣間見える。ほかにも「偏差値の高い大学」は同理由で軒並み上位にランクインしており、男性が求める「理想の奥さん像」は実に保守的。

「結婚したら良い奥さんになりそうな大学」の選択理由として他に目立ったのは、「苦労にも我慢強く耐えてくれそうだから」「お金がなくてもやりくりしてくれそうだから」など。一方で、名門女子大出身者については、「ぜいたくそうだから」という理由で敬遠する声もあった。なかなか給料が上がらないこのご時世、結婚相手には「優しさと内助の功」を求める男性心理がうかがえる。なんとも贅沢な話ではあるが、いつの時代もこの2つを両立してもらえるなら最高にありがたいのは間違いない。女性の皆さん、どうか身勝手な男をお許しあれ。
(呉 琢磨)

※この記事は2013年4月に取材・掲載した記事です

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