猫、フクロウ、アルパカはいくら? 

犬は100万! ペット別の生涯飼育費

2015.04.21 TUE


ポニーは、きちんと調教しなければ暴れ馬になりかねない
ペットは心の癒やし。家に帰ってかわいい動物が待っていてくれたら、仕事も頑張れそうだ。とはいえ、消費税も上がった今、飼育費がかさみそうで心配…。実際、ペットを飼うにはどのくらいのお金が必要なのだろうか。おなじみの犬や猫と、動物園で見かけるような珍しいペットを例に、それぞれの生涯飼育費(動物自体の代金を含まない)をペットショップに尋ねてみた。

「赤ちゃんの頃から寿命まで飼うと、最低でも総合計で猫は約70万円、小型犬なら約100万円はかかります」と、教えてくれたのは「ペットエコ横浜 都筑店」のマネージャー・増田さん。猫よりも、外に出る犬の方が散歩時のリードなどの諸費用がかかり、ワクチン接種などの費用も多くなるため、やや高くなる。大型犬なら食費や病院費がより高くつくため、倍の約200万円はかかるという。

次は、少し変わったペットの場合。珍獣を取り扱う「BURDEN」の店長・須田拓翔さんに教えてもらった。

「近ごろカフェの看板ペットとなっていることも多いフクロウの生涯飼育費は約200万円で、珍しい動物のなかでは比較的飼いやすいでしょう。数年前にCMで話題をさらったアルパカは530万円から、牧場で子どもに大人気のポニーは600万円弱といったところです」

フクロウのえさ代は1カ月約5000円で、室内で飼う場合は、止まり木や脚をくくりつけるベルト、止まり木の交換費が定期的に必要となる。腕に乗せる際に着用するグローブも、1個3万円ほどと、おなじみのペットでは想像できないアイテムに、意外とお金がかかるよう。諸々のアイテムやえさ代を含めると、30年飼育して合計200万円を超え、なかなかのお値段になるというわけだ。フクロウ自体の値段は、種類にも左右されるが20万円から。

そして、アルパカとポニーはいずれも乾草をプレスした「ヘイキューブ」がえさで、1カ月に約1万円、30年生きると360万円かかる計算だ。そのほかに2畳ほどの独立した飼育スペースが必要なので、“アルパカ小屋”の建設費や土地代も考えておきたい。ポニーは、爪の手入れだけでも一生で180万円前後、人間が背中に乗るための「鞍」を買うならば、追加で約20万円を見ておこう。アルパカ自体の相場は150万円以上、ポニーは30万円から。

ちなみに、特に飼育費が高額なペットはアザラシ。2~3畳大のプールを用意することが好ましいうえ、水を毎日交換しなくてはいけないため水道代もばかにならない。なんといってもえさ代が高く、1日8キロの新鮮な魚を与えると、1カ月で約15万円。平均寿命の40年生きると仮定すれば、えさ代だけで7000万円を超えてしまう。なお、購入には最低でも150万円かかる。

本気でアルパカやアザラシを飼う人は相当レアだろうが、珍しいペットを飼うことは車や家の購入と同じくらい大きな決断といえそう。もし本気で飼いたい場合は、それ相応の負担は覚悟の上で!

(石井瑞穂/アバンギャルド)

※この記事は2014年4月に取材・掲載した記事です

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