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不正ゲーマーに謝罪動画で救済措置

2015.05.25 MON

噂のネット事件簿


オンラインゲーム『H1Z1』で不正行為を働き、アカウント停止となったユーザーの謝罪動画 ※この画像はサイトのスクリーンショットです
ゾンビを題材とした多人数参加型オンラインゲーム『H1Z1』で、不正行為を働いてアカウントが停止となったユーザーに対し、異例の救済措置が実施され話題となっている。

『H1Z1』は、広大なオープンワールド(自由に動き回って探索・攻略できる仮想フィールド)のなかで、他のプレイヤーと協力したり、戦ったりしながら生き残っていくゾンビサバイバルゲーム。現在は有料でPCでの早期アクセス版を実施しているが、将来的にはPCとPlayStation4で、プレイ料金は無料でアイテム課金有りでのサービス提供が予定されている。

そんな『H1Z1』だが、「ESPハック」と呼ばれる不正行為が蔓延していた模様。「ESPハック」とは、通常は見えないほかのユーザーのステータスや位置情報などが丸見えになるというもので、その分ゲームを有利に進めることができる。

この状況に、『H1Z1』の開発元Daybreakの代表であるジョン・スメドレー氏は5月18日(現地時間、以下同)、自身のツイッターで、「ESPハック」を使ったアカウントを大量にBAN(アカウントを剥奪すること)したと発表。さらに、5月19日には、

「Dear Cheaters who got banned. Many of you are emailing me, apologizing and admitting it. Thank you. However.. You’re doing it wrong」
(不正行為でBANされたユーザーへ。謝罪のメールをたくさんくれてありがとう。でも、君たちは悪いことをしているんだ)
「If you want us to even consider your apology a public YouTube apology is necessary」
(もし謝罪の受け入れを検討してほしいなら、YouTubeに謝罪動画を公開することが条件だ)

と、謝罪動画の公開を条件に、BAN解除を検討すると発表したのだ。

その後スメドレー氏はツイッターで、BANされたユーザーの謝罪動画を紹介したうえで、5人の不正ユーザーに対し、BAN解除をしたことを明らかにした。

なんとも変わった方法での対応だが、日本のツイッターユーザーからは、

「いいアイディアじゃん」
「ユニークな救済措置ですね!
これで、またチートを使わないことを祈ります!」
「面白すぎる。謝罪動画出してまでプレイしたいと思える人もいるんだね」

などと、好評の様子。しかし、

「めっちゃユニークだなwwどうせまた繰り返すのがハッカーだけど」
「謝罪すれば良いんでしょ、的な考えで同じこと繰り返すのが目に見えてる感」

といった懐疑的な声もあり、謝罪動画要求の効果がどれほどのものなのか、気になるところだ。

ちなみに、今回「ESPハック」でBANされたのは3万人ほどとのこと。この数字だけを見ても、オンラインゲームにおける不正行為対策の大変さがうかがえる。

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