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カシオペア存廃検討 鉄ファン嘆息

2015.06.13 SAT

噂のネット事件簿


豪華旅を演出する「カシオペア」もまもなく見納めか ※この画像はサイトのスクリーンショットです
JR東日本の冨田哲郎社長は6月9日、上野と札幌を結ぶ寝台特急「カシオペア」について、老朽化を理由に廃止を示唆。鉄道ファンからは、不満の声があがっている。

カシオペアは上野~宇都宮~仙台~盛岡~函館~札幌を17~19時間程度(上りと下りで所要時間が異なる)で結ぶ、JR初のオール2階建て寝台客車。同区間には、青函トンネルの開通(1988年)とともに「北斗星」が運行を始め、人気を博していたが、1999年にさらに豪華な設備を整えたカシオペアが誕生し、こちらもチケットの入手が困難な人気列車となっている。

6月12日11時現在、カシオペアの予約状況を確認すると、1カ月先の7月11日までの全列車が満席となっており、その人気ぶりは申し分ない。しかし冨田社長は、「車両も老朽化し、安全上の問題もある。一定の時期には判断せざるを得ない」と、定例会見で発言。今年3月、北斗星の定期運行が終了となり、最終日には大いに話題となったが、カシオペアに関しても存廃を検討していることを明らかにした。

しかし、この発言を額面通りに受け取る鉄道ファンは皆無だ。冨田社長は「老朽化」を理由にあげたが、先述の通りカシオペアが誕生したのは、今から“わずか”16年前の1999年。また、2016年3月の北海道新幹線開通に向け、青函トンネルでは電圧工事が行われ、カシオペアを牽引している従来の電気機関車が使えなくなるという事情もある。

それゆえカシオペアの存廃検討が報じられると、ツイッターには、

「俺よりずっと若い車両が老朽化とか片腹痛いわ」
「99年デビューで本当に『老朽化』だというのなら豪華寝台特急をどんだけちゃちい造りでやったんだよってなるわ」
「なんで平成生まれのカシオペアが老朽化なんだよ」

など、「老朽化」という理由を訝しむ声が寄せられ、

「正直に 『青函トンネルを新幹線通すから邪魔だし、専用機関車作るのも金かかるからやりません』 って言ってくれた方が清清しいしんですが」
「もうカシオペア新幹線に引っ張ってもらえよ」
「老朽化? 北海道新幹線開業の為といいたくないだけなのか?」

と、社長の発言があくまでも「建前」であることを指摘する声が相次いでいる。ちなみに北海道新幹線の開通は2016年3月31日の予定。ただでさえチケット入手が難しいカシオペアだが、まさに「乗りたい方はお早めに」ということになりそうだ。

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